カテゴリー別アーカイブ: エネルギー部会

【めざせ!すいたから CO₂削減!】吹田市内の CO₂多量排出事業所について 調べてみました!

深刻さを増す地球温暖化に対して、私たちの出来ることは何なのでしょう。その一歩として、アジェンダ21すいたのエネルギー部会では、吹田市内の温室ガス多量排出事業所に注目し、調査をしてきました。その報告をぜひご覧ください。


ダイジェスト版【めざせ!すいたから CO₂削減!】

本編【めざせ!すいたから CO2削減】

 

 

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気候変動に関するセミナー

気候変動に関するセミナー
「『気候危機』に私たちはどう取り組むか」

開催日時: 2021年 10月30日(土)14:30~16:30

基調講演:気候危機と各国の取り組み
        講師 和田武さん

概要説明:吹田市「第2次地球温暖化対策新実行計画」について
        講師 吹田市環境政策室 職員

会 場:吹田市立夢つながり未来館(ゆいぴあ)4階多目的会議室   
   (阪急山田駅すぐ)

定 員:30名(応募者多数の場合は抽選)
※市報10月号では先着としていましたが、抽選に変更しました。
※抽選結果は10月21日にメールでお伝えします。

申込締切:10月20日  

入 場:無料

※申込はこちら 

世界各地で、熱波、森林火災、ハリケーン、干ばつなど異常気象が頻発しており、日本でも、毎年のように100年に一度とされるスーパー台風や豪雨で甚大な被害が発生し、人命が失われています。大阪でも2018年の台風21号の被害は記憶に新しいところです。

これらの異常気象は温暖化が一因であると言われており、今や気候変動は「気候危機」ともいうべき状況になっています。

吹田市は今年の2月、豊中市と共同で「気候非常事態宣言」を出し、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロに取り組みます。その実現のため「地球温暖化対策新実行計画」を策定しています。

科学が示す気候危機の現実を学び、その解決に向けて私たちがどう取組むか話し合います。… 全て見る

じぶん発電 入門講座 参加者募集!

アジェンダ21すいたイベント情報!

じぶん発電~みんなで発電所長になろう~

じぶん発電所づくり 入門講座

日時:令和2年2月8日(土)14時00分~16時00分

場所:ラコルタ(吹田市立公益活動センター)会議室

講師:平田 賀彦氏(豊中市民エネルギーの会 理事)

参加費:資料代 500円

募集人数:60名(先着順)

 

<申し込み>

令和2年1月10日(金)から受付開始

アジェンダ21すいた事務局(吹田市環境部環境政策室内)へ

電話:06-6384-1782 FAX:06-6368-9900

FAXの場合は氏名・電話番号・講座名を明記してください。

 

じぶん発電チラシ

 

みなさまのご参加、お待ちしております!… 全て見る

イベント開催! 都市型バイオマス~下水汚泥は宝の山?!~

都市型バイオマスといわれる、下水汚泥を利用した再生可能エネルギーや資源の回収に関する見学会とフォーラムを開催します。ご興味のある方は、ぜひご参加ください!

◆南吹田下水処理場見学会

【日 時】4月11日(水)14:00~16:00

【会 場】南吹田下水処理場

【集 合】●無料送迎バスご利用の方 

      →13:30 吹田市役所 正面玄関前

     ●現地集合の方

      →13:50 南吹田下水処理場 

【その他】参加無料、申し込み要(先着30名)

◆環境フォーラム

【日時】4月22日(日)14:00~15:30(13:30開場)

【会場】千里山コミュニティセンター(阪急千里線千里山駅)

【内容】・吹田市における下水道汚泥の活用状況

          (吹田市下水道部)

    ・中国貴州省における下水処理場の日本との比較

          (大阪大学大学院工学研究科 大学院生)

    ・下水処理場に関する技術オプションの例示と

                   吹田市での導入可能性

   (大阪大学COデザインセンター 上須道徳 特任准教授)

【その他】入場無料、申し込み要(先着100名)

 

主催:アジェンダ21すいた エネルギー部会

<申し込み・問い合わせ先>

〒564-8550 吹田市泉町1-3-40 吹田市環境部環境政策室内

電話:06-6384-1782 ファックス:06-6368-9900

メール:env-seisaku@city.suita.osaka.jp… 全て見る

みどりのカーテン写真コンクール結果発表!

市報すいた8月号において『みどりのカーテン写真コンクール』には、募集期間内に7名による9点の応募がありました。

「アジェンダ21すいた」自然部会・エネルギー部会による選考の結果、入賞作品が決定いたしましたので、ご紹介します。

あざやかで賞 小原一代さん(南金田)

小原1小原2

カラフルで賞 岸田千代子さん(原町)

岸田1岸田2

涼しげで賞 小松孝子さん(藤が丘町)

小松

クールバルコニーで賞 谷口眞佐子さん(佐竹台)

谷口さん

うさぎも喜ぶで賞 馬場龍さん(垂水町)

馬場さん

成長中で賞 藤本登紀子さん(江坂町)

藤本さん

みどりゆたかで賞 毛利直樹さん(千里山東)

毛利さん

                                (あいうえお順)

●受賞された方々には、図書カードを贈呈いたしました。

ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました!

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平成28年度 みどりのカーテン写真コンクール結果発表!

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 市報すいた8月号において募集した「みどりのカーテン写真コンクール」には、募集期間内に7名による8点の応募がありました。「アジェンダ21すいた」自然部会・エネルギー部会による選考の結果、入賞作品が決定いたしましたので、ご紹介します。

 

     吉野 千穂さん(山田西3)

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銀賞

  匿名

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アジェンダ賞 (あいうえお順)

 

 小原 一代さん(南金田2)

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 櫻井 康子さん(高野台3)

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  匿名

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  匿名

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  毛利 直樹さん(千里山東4)

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廃食用油燃料化施設見学会の報告

廃食用油燃料化施設見学会の報告
中野 政男

平成27年(2015年)11月19日、エネルギー部会は、再生エネルギーを学習するため、京都市南部クリーンセンター構内にあるバイオディーゼル燃料化施設を見学しました。

この施設は、平成9年創業で、京都府内の食堂等の事業系廃油(買取)や、市内約1,800ヵ所の拠点から収集した一般家庭の廃油を装置内で変性し、グリセリンなどの副生成物を分別精製したのち、バイオディーゼル燃料製品とする廃油再生施設です。

得られた製品は、ゴミ収集車約140台分の「軽油の100%代替燃料(B100)」として、また市バス95台分の「軽油への5%混合燃料(B5)」として利用されています。

生産規模は、バイオディーゼル燃料5kL/1日、軽油混合燃料6kL/1日で、約1,100 kL/年を生産しています。
これは、CO2として約2,700t/年の削減になるそうです。

製品価格は、市販の軽油と同等程度であり、実績からも使用可能な製品になっているとのことでした。

説明していただいた方は、今後、熱安定性の更なる改良や副生のグリセリンの需要開拓等を進めながら、拠点数を2,000ヵ所に増やしたいと意気込んでおられました。

当日は雨が降りそうな天気でしたが、詳しい資料を基に丁寧に説明していただいたり、施設をわかりやすく見学させていただいたりで、とても勉強になりました。… 全て見る

バイオマスリサイクル設備見学会の報告

バイオマスリサイクル設備見学会の報告
山本 修已

平成27年(2015年)10月15日、エネルギー部会は、バイオマスリサイクルを学習するため、堺市にある日本ノボパン工業株式会社へ行きました。

日本ノボパンは、建設現場から排出される家屋解体材・残材や、工場等から排出された木質廃棄物を循環利用しています。
ノボパンとは、前述の廃材等の≪資源リサイクル≫をすべく、チップ材化され、粉砕・精選の後、パーティクルボード工場で異物除去やチップ処理を施し、熱圧・成型されたパーティクルボードのことであり、そのノボパンを木質部材として、建設現場や工場へ供給され再利用材としています。

「ノボパン」(パーティクルボード)への再生により、木屑の焼却(廃棄)が回避され、木材中の炭素がCO2となって大気中に放出されることはありませんし、木屑ボイラーで焼却することにより、工場の全エネルギーを賄う自給自足工場でもあります。

始めにスライドを見て全体行程を学び、木村工場長の案内の基に現場見学をしましたが、まずは資源の最大限の有効活用という『企業理念』の基を感じました。

年間生産量は、1,254万トンを超え、市場占有率は30%と業界トップを占めておられます。

床材、壁材、家具材等々、我々に身近な住宅材(強度性能・耐久性向上)であり、見学者の質問も多く、意義ある見学ができました。… 全て見る

循環型エネルギー設備見学会の報告

循環型エネルギー設備見学会の報告
奥田 倫子

平成27年(2015年)9月24日、エネルギー部会は、循環型エネルギーを学習するため、神戸市建設局東水環境センターの東灘処理場に行きました。
バイオガスを自動車燃料や都市ガスとして使用し、CO2を削減しています。

約1時間スライドを見ながら、下水処理過程で発生するガスを精製して天然ガス燃料にする取組について伺いました。
その後の施設の見学では、まず、汚水の最初沈殿池へ行き、下水独特の臭いを感じましたが、空気を吹き込むことで微生物の働きを活性化し、汚水を分解していったのちの、最終沈殿池では臭いはほとんどなくなっていました。
6種類もの主役の微生物の働きには驚きました。

この段階での水は次亜塩素酸ソーダで処理され、一部は施設内の散水やトイレの排水に利用されています。
沈殿池の底に残った汚泥は卵型の1基1万立方メートルのタンク3基に入れられ40℃で30日間中温消化、撹拌され、最終精製されたガスはメタン98%となり市バスや宅配車へ供給されています。

当日は、バイオガスステーションで、トラックへのガス注入を間近で見る事ができました。
バイオガスは現在、都市ガス導管へ送り、家庭や工場にも供給されています。2020年までには一般家庭3000世帯が1年に使用する量を精製することを目標にしています。

処理中にできる脱水ケーキは焼却し、埋め立て処分にしますが、その過程でできるΜΑΡ(リン酸マグネシウムアンモニウム)からリンを取り出し、肥料にしています。このリンが商売になれば経費も出てきて、こうべバイオマスを大きく発展させることが出来ると期待されています。

まさにエネルギーの地産地消として、水とともに下水道もエネルギー源となる事を実感した1日でした。

 ※神戸市は人口約154万人で下水道普及率は98.7%、東灘処理場では38万人分の汚水処理を行っている。… 全て見る

地域熱・供給プラント見学会の報告

地域熱・供給プラント見学会の報告
岩元 喜代子

エネルギー部会は、平成27年(2015年)7月7日再生可能エネルギーの学習のため、大阪市中之島の関西電力ビルディング地下5階に設置されている、地域熱・供給プラントを見学しました。

 地域熱・供給システム(地域冷暖房方式)とは、複数のビルで使用する空調用などの冷水・温水を地域熱・供給プラントで集中的に製造し、地域導管を通じて各ビルの顧客へエネルギーを供給するシステムのことです。
 その特徴として、熱源は河川水のもつ熱(未利用エネルギー)であり、大気と河川水の温度差エネルギー(注釈)を、ヒートポンプを使って冷暖房に利用するシステムを全面的に採用していることがあげられます。100%河川水に依存する形態としては、全国初の導入事例となります。

本設備が、熱源・冷却水に利用している河川は、堂島川と土佐堀川の2河川です。
堂島川から取水した河川水をヒートポンプの熱源として使用し、土佐堀川に排水するシステムとなっており、地形を活用し、大気と河川水の温度差エネルギーを活用しています。一度排水した河川水を再度取水することはありません。
排水した熱の一部が、取水される河川水に干渉されるのを防止するため、2河川を活用したシステムとなっています。
 機器は、高効率熱回収型ヒートポンプを採用、電力負荷平準化を図るため大規模氷蓄熱システムを採用、また、変電所の排熱利用等が採用されています。
 
河川水熱交換器・スクリューヒートポンプ・氷蓄熱槽等が、あまりにも大きいことに、とても驚きました。

プラントからの熱供給は、同関電ビルを始め、ダイビル等にエリアが拡大しているということでした。
 環境保全においては、全国トップクラスの省エネルギーを誇り、このシステムによる省エネルギー率は約14%と想定されています。
 自然エネルギーを利用したエネルギー消費効率の高いヒートポンプチラー・ターボ冷凍機を活用した最適な冷水、温度供給システムを構築しています。環境負荷や変動に応じた最適な運用により省エネ、省コスト、省CO2を実現しています。
排熱を大気中に放出しないため、ヒートアイランド対策としても有効であることがわかりました。
                                   
注釈 温度差エネルギー
 河川の水温は、夏も冬もあまり変化がなく、外気との温度差がある。これを「温度差エネルギー」といい、夏場は大気に比較して河川水の水温が低く、冬場は大気に比較して河川水の水温が高い。この河川水の持つ熱を、ヒートポンプを使って、冷暖房などに利用できる。
 安定した熱需要のある都市部などは、温度差エネルギーを利用して冷暖房など地域熱供給が行われ、全国的に広まりつつある。… 全て見る