ニュースレター 第22号

ニュースレター 第22号(PDFファイル) 平成24年4月25日発行

P1 関西電力堺太陽光発電所・堺港火力発電所を見学しました 
P2 「すいたマイバックキャンペーン」に参加しました(資源部会)
P3 第13回 環境学習展示・発表会inくるくるプラザ
P4 平成23年度 暮らしのCO2ダイエット取組報告会(エネルギー部会)
P5 連載企画!あなたが見つけるエコなお店inすいた(資源部会)
P6 株式会社ピュアライフにおける環境保全活動
P7 吹田ケーブルテレビジョン株式会社における環境保全活動

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「関西電力堺太陽光発電所・堺港火力発電所」を見学しました。
(エネルギー部会)

昨年3月11日の東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所爆発事故により発電所エネルギー源の見直し問題が国民の主要議題となり、エネルギー部会として関西電力(株)のエネルギー対策がどのような現状にあるのかを知るため、関西電力堺太陽光発電所と堺港火力発電所を見学しました。
先ず始めに堺港火力発電所PR館「エルクールさかいこう」で施設の概要説明を受け、最初に南海電鉄石津川近くの堺港火力発電所を見学しました。以前の火力発電設備は昭和39年から平成22年まで使用された定格出力25万KW発電機8台でした。それを撤去し、新たに40万KW発電機5台を設置し、同じ発電出力200万KWの発電を行っています。新しい発電システムはコンバインドサイクルと言って蒸気タービンにガスタービンを組み合わせたもので、天然ガス(LNG)を燃やし、その
高温・高圧の燃焼ガスでガスタービンを回すとともに、ガスタービンからの排気ガスの廃熱を利用して、汽力発電方式同様、蒸気を発生させて蒸気タービンも回して発電するもので、以前よりも大変効率の良い発電方式となっています。
次に堺太陽光発電所に移動し、施設を見学しました。堺太陽光発電所は、堺市西区築港新町の産業廃棄物埋立地を使い、堺市と関西電力が共同でメガソーラを設置したもので定格出力10MW(1.0万KW)、敷地面積約2.1ha、太陽電池枚数約7万4千枚、発電電力量約1,100万KWh/年、運転開始は平成23年9月であり、太陽電池はシャープ製のもので埋立地の地耐力が低く基礎コンクリ-ト重量が北側150kg、南側60kgを設置し傾斜角15度で直接コンクリート基礎に取り付け、台風等で飛ばされない配慮がなされています。それと、軟弱地盤に対応できる不等沈下対応が出来る金具が採用されて工夫がなされています。太陽電池で発生した直流の電気はパワーコンディショナーで交流に変換して構内の送電線で変電所に送電されていました。
今回の見学を通じて、今後、私達としては、地球に優しい自然エネルギーの活用をより拡大出来る様に、国等の設備設置に対する助成制度の調査と制度内容の市民への周知や電力会社での発電電力買取価格の動向、自然エネルギー発電装置価格低下の状況把握に努めて行きたいと思います。 最後に、対応してくださった関西電力(株)の社員の皆様、ありがとうございました。

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「すいたマイバッグキャンペーン」 に参加しました (資源部会)

資源部会では、「すいたレジ袋削減・マイバッグ推進協議会」に参加し、使い捨てのライフスタイルを見直すためのきっかけとなるレジ袋削減・マイバッグ持参促進運動を進めています。 
1月30日(月)には、協議会主催のマイバッグキャンペーン(第3回)が開催され、資源部会も参加・協力しました。今回は、豊中市、箕面市に隣接しており、商圏の重複地区である北千里においてキャンペーン
が展開されました。
ディオス北千里広場及びイオン、阪急オアシス、大丸ピーコックの3店舗前で、それぞれ啓発用チラシとマイバッグを配布し、取組をPRしました。また、イオン北千里店の店内では、『風呂敷の包み方講座』と『マ
イバッグ展示』を行いました。参加者のうち先着50名には、無料で風呂敷をプレゼントし、多くの方に喜んでいただきました。吹田市のイメージキャラクターである『すいたん』も応援に駆けつけ、マイバッグをPR。
かわいい姿が印象的でした。
雪が降るほど寒い日でしたが、北千里はマイバッグキャンペーンの熱気にあふれていました。 
 協定の更新が決定!
「すいたレジ袋削減・マイバッグ推進協議会」、事業者、行政とで締結をした「吹田市におけるマイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」が平成24年3月31日の有効期限を迎えました。それに先立ち、2月13日(月)に開催された同協議会において今後の方向性が話し合われ、平成24年度以降も協定を継続していくことが決定しました。
マイバッグ持参率については、以前と同様にその最終目標を60%ととし、更なる連携・協働を進めつつ取組を拡大していくというものです。
資源部会においても、積極的に参加・協力を進めていきたいと思います。 

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第13回 環境学習展示・発表会 in  くるくるプラザ

吹田市内各小中学校における環境学習の成果を相互に発表し合って、よりいっそう環境問題について興味・関心を持ち、実践的な態度が身につくことを目的として、千里リサイクルプラザマルチホールにて開催している環境学習発表会は今年で13回目を迎えました。
今回は、2月4日に、小学校7校(内2校は残念ながらインフルエンザのため当日不参加)、中学校4校の児童・生徒、約50名が参集して、リサイクルやごみ問題等、子ども達にとって身近な環境に関わる課題に取り組んだ成果を発表してくれました。
その発表は、パワーポイントによる発表、実物を示しての発表、映像による発表等々、実に多様で参観者をひきつける工夫がされていました。
そのような中でも素晴らしいと感じたのは、どの学校の児童・生徒の発表においても、学習結果から環境問題解決のために自分たちができることの考察を行い実践しようとする意欲や態度が感じられたことです。各学校における環境学習が生きて働く確かな学力が身につくように推進されていることに先生方のご苦労と成果がしのばれました。
また、発表会と並行して開催しています展示発表会にも小中学校合わせて14校の参加がありました。環境に関わる学習において児童・生徒が作成した壁新聞や紙すきはがきなどの資料やパネルを展示しました。参観された方々からも、「素晴らしい内容で、子ども達が一生懸命考えているのがほほえましい」「全員にノーベル賞を出したい研究です」等々、肯定的な評価をいただき、主催者としてもうれしく思いました。
最後に、今後も、環境の輪をよりいっそう広げるために、各学校や吹田市・吹田市教育委員会等のご支援をいただく中で環境学習発表会をますます充実していく所存です。関係各位のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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平成23年度 暮らしのCO2ダイエット取組報告会 ダイエット取組報告会 (エネルギー部会)

エネルギー部会の大きなテーマである「暮らしのCO2ダイエット」の取組報告会をさる平成24年3月25日(日)男女共同参画センターにて開催しました。参加者は16名でしたが、関大の女学生4名が参加してくれましたので、会場は華やかなムードでした。
取組報告会の主な内容は、①平成23年度暮らしのCO2ダイエット取組の結果報告 ②ワークショップ(意見交換会)でした。
今回の取組では、927世帯が参加し、そのうち72%の方が初参加でした。
取組結果は、CO2の排出量も前年と比べて、電気で7.8%削減、ガスで2.3%削減でしたが、水道では0.5%の増加になりました。
また、ワークショップでは、CO2ダイエットに取組まれたうえで、気を付けられたこと「こんな節電」「こんな省エネ」を中心に話し合っていただきました。
発表の中で驚いたのは、エアコンを使わないという方がいらしゃったことです。
非常に効果的な節電ですが、熱中症にならないようにみどりのカーテン等の対策をしてほしいです。
参加していただいた方が地域で中心になって、CO2ダイエットの取組を盛り上げていただけることを期待しています。 

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連載企画!あなたが見つけるエコなお店 in すいた(資源部会)

「エコなお店」とは、環境を大切にし、人にもやさしく、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進や省エネ、緑化活動などを行っているお店です。吹田市内のエコなお店を多くの皆さんに紹介し、少しでも
がんばるお店を応援したい!エコなお店を利用する人たちが増えたら、わたしたちのまち吹田は、もっともっといいまちになるだろう!との思いで、この新企画を始めました。読者の皆さんも、「こんなお店があり
ますよ。」という情報がありましたら事務局までお寄せください。

 ヒロコーヒー本店(住所:広芝町9-19 TEL:06-6380-1055)
ヒロコーヒーは吹田、豊中、箕面などに16店舗ありますが、エコアクション21を認証取得し、毎年、環境活動レポートを作成しています。未来の子どもたちへ豊かな地球を残していくために、サステイナブルコーヒー※などの商品やサービスを提供することにより、消費者の意識や行動を変えることをめざしています。※安心・安全で各プロセスに手抜きがなく環境や人権に配慮したコーヒーの総称。
ヒロコーヒー本店はそのうちの1号店で江坂にあります。レトロな外観と内装にほっとするコーヒータイムを味わえるだけでなく、ソフトに環境の大事さに気づかせてくれるさまざまな工夫があります。コーヒーかすを乾燥させ再生紙にすき込んでメニューに用いたり、生ごみもリサイクルしています。
隣接するコーヒーギャラリー本店では、2008年からレジ袋削減の取り組みとして「マイバッグ推進キャンペーン」を実施しています。コーヒー豆購入時、レジ袋を断ったり、豆の袋(ジッパー式)持参でスタンプ1個(ポイント5p)がもらえ、スタンプ50個(ポイント250p)でコーヒーが1杯飲めます。コーヒー豆の麻袋でできたエコバッグ(1680円)の販売や、アイスコーヒーの紙パック(裏側がアルミ)の店頭回収もおこなっています。
クレヨンハウス大阪店(住所:垂水町3-34-24 TEL:06-6330-8071)
江坂公園のそばにあるクレヨンハウス大阪店は、環境のことを考え、人にもやさしいこだわりがたくさんあるお店です。1階はオーガニック・フードマーケットで有機野菜や添加物を使用しない調味料などを扱い、お弁当やお惣菜もオーガニック。オーガニック野菜は農薬や化学肥料を使わず、皮まで食べられるので、生ごみの減量に。お惣菜はバガス(さとうきびの搾りかす)でできたパルプモールド容器で売られています。市販の紙ナプキンのように石油製品を使い捨てにしない布ナプキンも買えます。肌にやさしい商品です。
2階は子どもの本専門店で絵本や児童書、安全性の高い世界の木のおもちゃの売り場です。絵本や児童書の数は約20,000冊。テーブルと椅子が置いてあり、立ち読みならぬすわり読みができます。
2009年から1階の売り場ではレジ袋が1枚5円の有料。袋代金は毎年約4~5万円貯まり、「Present Tree(NPO法人 環境リレーションズ研究所)」に寄付し、植林に利用されます。1階、2階で買い物するともらえるスタンプを30個集めるとエコバッグか500円の金券と交換できます。緑のクーヨン(クレヨンハウスのロゴマーク)がついたエコバッグ(840円)は可愛くておしゃれです。 
 
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株式会社ピュアライフにおける ピュアライフにおける環境保全活動

ピュアライフは、「ハウスクリーニング」「家事代行サービス」を、主たる事業として取り組んでおりますが、現在ご利用のお客様拡大に最も注力しておりますのが「eco×4サービス」という新サービスです。
これは「ゴミ」「CO2」「無駄」「汚染」の4つを出さない日用品の宅配サービスで、ピュアライフの企業理念・事業目的の「流通改革」を実現する為の試金石として取り組んでおります。
私どもの住む日本を含めた先進国の各家庭には「もの」が溢れかえっています。
しかし、日常生活で使用している「もの」は20%程度と言われており、本来の「活用する」「生活に生かす」以外に所有されているものの方が多いのが実情です。
また、そのような生活をしている先進国が、自国の消費者にものが行き渡り、売れなくなると、「ものを持っていない国の人たち」に物欲を誘発しものを売ろうとしています。
確かに雇用も生まれ経済的・物質的には豊かになるとは思いますが、地球上の資源を使い無限の人類の欲を満たし続けることは不可能なことは誰しも解っていると思います。
そこで、私どもが「今の豊かで快適な生活を犠牲にせず、必要最低限の資源しか使用しないものの流通方法」というゴールの実現の為企画した事業が「eco×4サービス」です。
eco×4サービスとは…
①ゴミを出さない=弊社家事代行サービススタッフが無梱包・無包装で持参~使用済みの 容器も回収~洗浄し同お客様用として再利用。
②CO2を出さない=家事代行スタッフが、徒歩・自転車又は、公共の交 通機関を利用し、家事代行サービスで訪問時持参。
③無駄を出さない=使用量(=補充量)が先に解りますので、お客様
がお使いになった分だけメーカーに発注~持参により無駄な流通在
庫の発生無し。
④汚染を出さない=お届けする日用品は、リサイクル紙トイレットペー
パーや、生分解性の 石けん製品等、使用後汚染物を出さない商品を
厳選。
そして次に、デザイナーズ家具・家電メーカーと提携し、回収~再利用
までパッケージにした「耐久消耗財100%レンタルライフサービス」
を企画しております。 

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吹田ケーブルテレビジョン株式会社における環境保全活動 における環境保全活動

吹田ケーブルテレビジョン株式会社は、平成元年11月30日設立、従業員 74名、現在は J:COMグループの一員として、先進ブロードバンドネットワークを通してのケーブルテレビ サービスをはじめ、高速インターネット、固定電話、緊急地震速報など、お客さまの「楽しく快適な暮らし」を実現するサービスを提供しております。
また、街の清掃活動、機器のリサイクル、など、人や街、環境に、笑顔をとどける身近な社会貢献活動「ニコロジー活動」を展開しております。

グリーンカーテン(省エネ活動)
電力不足緩和のため、毎年春頃にゴーヤやアサガオの種をお配りし、自然のカーテンで日光を遮る省エネ活動を展開しております。また、グループ全体で、皆さまの育てたグリーンカーテン写真コンテストを開催しております。
また、事務所内の蛍光灯を間引きするなどの省エネ対策も行なっております。
CLEAN UP CLEAN UP OUR TOWN (清掃活動)
毎年秋に開催しております全国のJ:COMグループのスタッフが、同日一斉にサービスエリア内の公園施設などを、地域の皆さまとともに行なっている清掃活動です。
昨年度は、紫金山公園を清掃した後、吹田市の歴史や文化の理解を深めるべく、吹田市立博物館の見学会も企画いたしました。
募金活動
様々な災害が発生した際、義援金活動を行なっております。
事務所・店舗での募金箱設置のほか、ビデオオンデマンドでの双方向サービスを利用した募金活動も実施しております。
現在は、「がんばろう!日本 ~小さな想いを大きな力に~」 をテーマに東日本大震災の義援金を募り、岩手県・宮城県・福島県の災害復興支援活動のために送金しております。
ニコロジー月間
毎年9月に、ケーブルテレビでは「エコ」をテーマにしたラインナップを揃えております。
さまざまな番組を通じて、身近なエコ活動から地球環境まで、視聴者の皆様に「発見」して頂くきっかけをご提供致しております。その他、楽しく環境保全が体験できる様々なイベントを展開しております。  

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