ニュースレター 第7号

ニュースレター 第7号 (PDFファイル)
平成20年4月25日発行

P1 「すいた環境教育フェア2008」の開催
P2,3 特集 「マイバッグキャンペーン」
「マイバッグ推進フォーラム」のご報告
P4,5 リコー関西株式会社における環境保全活動
P6 すいたシニア環境大学第6期生の卒業式が行われました。(吹田市)
P7 暮らしのCO2ダイエット取組報告会を開催しました。(エネルギー部会)

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「すいた環境教育フェア2008」
~減らそうCO2 守ろう青い地球!!~の開催

 6月21日(土)午前10時から、吹田市文化会館(メイシアター)において「すいた環境教育フェア」が開催されます。
人間と環境とのかかわりについて理解と認識を深め、地球環境及び地域環境の保全活動に積極的に参加するなどの実践的な能力・態度を育てるため、市民、事業者、学校、行政の協力関係を深め、環境保全活動を促進していく参加型事業として実施されるものです。
アジェンダ21すいたからは、全体事業として、パネル展示による活動内容の紹介や「みどりのカーテン」を通じての環境啓発活動を実施しま
す。つる性植物のプランターの展示や、植え方や育成方法のミニ講座を行い、目で見て、楽しく学べる取組みを行う予定です。
また、エネルギー部会からは、NPO法人すいた環境学習協会のご協力のもと、子供たちを中心に、「竹のひしゃく作り」を通じての「体験型学
習」や「打ち水」の啓発活動を行います。
本格的な夏の到来を目前に控え、環境負荷の少ない「夏の涼しい過ごし方」を参加者の皆さんに啓発するとともに、環境保全意識のさらな
る向上を図ります。
会員の皆さんのご協力をお願いします。

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 「マイバッグキャンペーン」「マイバッグ推進フォーラム」
の報告(資源部会)

すいたマイバッグキャンペーン
「使い捨てのライフスタイルを見直そう!」「レジ袋削減は、ごみの減量、地球環境の保全につながる」と共鳴した団体(アジェンダ21すいた、財団法人千里リサイクルプラザ、吹田市)が、マイバッグ推進運動を展開するために「マイバッグ推進ネットワーク」の立ち上げ発起人となり、市内の市民団体、小売店舗などに参加を呼びかけ、昨年7月24日の全体会議で「キャンペーンの趣旨、手法などの確認」が行われ、具体的行動をとることになりました。

具体的行動の第一は、キャンペーンに参加する店舗の募集でした。募集に応じて頂いた20店舗程と日程の調整とキャンペーンの内容の確認を行い16店舗(下記)の店頭でキャンペーンを展開することになりました。キャンペーンは、「ノーレジ袋デー」の5日を中心に9月から12月
にかけて展開しました。ご協力頂いた店舗と調査結果などは下記表の通りでした。併せて、募集したマイバッグキャンペーン協賛事業者は、12月1日現在、37社になりました。

すいたマイバッグ推進フォーラム
2月16日(土) 吹田市勤労者会館で、昨年9月~12月まで行われたマイバッグキャンペーンの報告と今後の吹田市におけるマイバッグの普及、レジ袋削減の推進について、市民、事業者、行政が一緒に考えようと「すいたマイバッグ推進フォーラム」が開催されました。
まず、NPO法人 環境市民事務局長 掘 孝弘さんが 「たかがレジ袋、されどレジ袋」と題して基調講演をされました。写真やグラフ等の表示で判りやすく、日本と諸外国の暮らしぶりの比較や、レジ袋削減への取組の違いが紹介され、レジ袋削減は、容器包装ごみ削減の入口であり、きっかけであると話されました。
また、先進事例として京都方式のレジ袋削減(有料化)協定にも触れ、消費者・市民、事業者、行政の「三すくみ」を乗り越えて協力する事により、「三方皆得」の活動が前進出来るはずと結ばれました。
続いて「すいたマイバッグ推進ネットワーク」が、昨年行ったマイバッグキャンペーンの活動報告をしました。

引続きマイバッグキャンペーンに参加していただいた事業者・団体の中で次の四店舗から環境への取組に関する活動報告がありました。 ジャスコ南千里店、イズミヤエコロジー推進部、平和堂フレンドマート岸辺店、大阪学院大学内山崎製パン「Yショップ」の順に、短時間ながらもそれぞれの取組を端的に紹介していただいた後、休憩としました。
後半は、「皆で盛り上げよう! マイバッグ持参率60%を目指して」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。アジェンダ21すいた代表がコーディネーターとなり、NPO法人環境市民、千里リサイクルプラザ市民研究員、減量推進員、日本チェーンストア協会関西支部、イズミヤエコロジー推進部、ジャスコ南千里店のパネラー達によって、活発なディスカッションが展開されました。市民の環境への意識の向上が、事業者の姿勢を変え、レジ袋削減にもつながってゆくだろうとの方向が示されたところで、予定の時間となりました。
「レジ袋だけでなく、紙袋や容器包装も対象にすべき」「レジ袋の有料化には条例の整備が必要」等の声も会場からよせられました。

アンケートのまとめ
・回収総数:36 「内男性 19」「女性 12」「無回答 5」
・年代:「20代 5」「30代 1」「40代 5」「50代 6」「60代 7」「70代以上 11」「無回答 1」
・職業:「会社員 5」「自営業 1」「公務員 2」「主婦 8」「大学生 4」「教師 1」「無職 14」「その他 1」
・マイバッグ:「いつも持参 14」「時々持参 14」「持参しない 7」「無回答 1」
・レジ袋有料化:「賛成 18」「どちらかというと賛成 15」「どちらかというと反対 2」「反対 1」 

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リコー関西株式会社における環境保全活動

 リコー関西は、設立1967年1月13日、社員1,319名、大阪市中央区谷町4丁目に本社を置き、OA機器、通信機器及び関連機材、消耗品など、リコー製品を中心とする販売と、実務改善を含めたコンサルティングから、システム設計、アフターサービスまでのオフィスのトータルソリューションを提供する企業です。
私たちリコーグループは、地球市民の一員として、かけがえのない地球を守ることを企業使命と考え、環境経営に取り組んでおります。
(ホームページ http://www.r-kansai.ricoh.co.jp/about/ecology/ )

■省エネルギー(温暖化防止活動)
チーム・マイナス6%に参加し、温暖化防止の活動をすすめています。
省エネルギーの活動は、チーム・マイナス6%の一員とした活動を大前提に活動を展開しています。

●チーム・マイナス6%のロゴを使用した名札を着用。
チーム・マイナス6%のロゴを使用した名札を全社員が着用
し、省エネ活動の普及啓発活動や活動を通じた参加の呼びか
けもしております。

●「COOL BIZ(クールビズ)」「WARM BIZ(ウォームビズ)」の展開
2005年度より全社で展開をしており、期間中は過度な冷暖房とならないように室温管理の徹底はもちろんのこと、社内にポスターを掲示し、来客の方や取引先へのご協力や参加の呼びかけをしております。

●書類保管と廃棄のルール化
個人書類の保管スペースは、原則袖引出し1本だけ。
保管スペースを制限する事で、各自がスキャナーを活用し、紙の出てこない仕事のやり方を工夫するようになりました。
例えば、会議や打合せの際はプロジェクターを使用し、配布資料を無くしたり、回覧文書は紙で配布してたものをメールで発信したりしています。
また、FAX受信文書もペーパレス化し、リコーの専用ソフトを使用し、届いた着信文書はパソコンの画面でチェックするシステムを活用しています。

■その他の環境活動

●100%クリーンエネルギーで点灯するネオン広告塔
この広告塔は大阪市の淀屋橋にある広告塔ですが、風力発電と太陽光発電で点灯するネオンサインです。
この広告塔には小型風車が26機、ソーラパネルが39枚で日夜蓄電し、外部電力を一切使用をしておりません。
ですから、天気の悪い日や風のない日が続けば当然ネオンは点灯できなくなります。

●リコー版 暮らしのCO2ダイエット(エコライフノート)
「会社で環境を進めることはもちろん、家庭に帰っても環境保全に関わる活動を行って欲しい」という思いから、リコー関西では環境家計簿「エコライフノート」の普及に取り組んでいます。
「エコライフノート」は社内のデータベースに組み込まれており、家庭で使用するエネルギー(「電気」「ガス」「水道」「ガソリン」等)を毎月記入し、月ごとのCO2排出量を把握することで、削減への取り組みのきっかけ、参考に してもらうことを目指しています。

●循環型エコ包装の使用 
製品を保護する為のダンボールや発泡スチロール等の包装材も、1度使われただけで不要になり、納品後には大量の包装廃材となってしまいます。
リコーでは、リサイクル可能で、しかも何度も繰り返し使用することができる「循環型エコ包装」を開発し、包装廃材の大幅な削減を実現しています。
上記、実践事例のお客様への紹介、提案活動を実施しています。

●地域貢献活動の展開
リコー関西では事業所ごとで清掃ボランティアなどの地域貢 献活動を実践し、環境保全の意識向上と地域に密着した環境 負荷低減を積極的に取り組んでいます。

●ペーパレスFAXの活用
FAX受信文書もペーパレス化し、リコーの専用ソフトを使用し、届いた着信文書はパソコンの画面でチェックするシステムを活用しています。届いた文書はパソコン上で宛名の人に配信ができるのでFAXまで取りに行ったり、配り歩く手間も省け、作業効率もアップしています。

上記、実践事例のお客様への紹介、提案活動を実施しています
お問合せは、リコー関西株式会社 吹田営業所 花野(ハナノ)まで ℡ 06-6386-7010 

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 すいたシニア環境大学第6期生の卒業式が行われました。(吹田市)

2月27日(水)市民会館ですいたシニア環境大学第6期生の卒業式
が行われ、24名が「環境(エコ)の語り部」としてこの大学を巣立ちまし
た。
すいたシニア環境大学は、地域での環境活動や市内小中学校での
環境教育の担い手である「環境(エコ)の語り部」を養成することを目
的に設置されたもので、今年で6年目を迎えました。第6期生の講座
は、昨年6月から始まり大学や企業、行政などから講師を迎え、環境
問題について様々なことを学習するとともに、講義の終盤では、卒業
後の実践活動を見据え、学生たちが自ら企画を検討し、講義を運営す
る「自主企画講座」などの計20回の講義を経て、この日卒業式を迎え
ました。
卒業式には、学長である阪口善雄吹田市長も出席し、卒業生代表
の伊藤忠夫さんへ修了証書が授与され、卒業生に対しお祝いと期待
の言葉を述べました。また卒業生の大野和之さんからはこれからの活
動への抱負などが述べられました。
また、卒業式に先立ち、2月20日(水)には、学生向けの進路説明
会が行われ、この中で、アジェンダ21すいたの設立経緯や活動内容
を事務局から説明し、会員の募集を行いました。その後、卒業生が中
心となり立ち上げたNPO法人で、アジェンダ21すいたの団体会員で
もある「すいた環境学習協会(SELF)」の活動紹介などの説明があ
り、学生たちは熱心に耳を傾け、質問をするなど積極的な様子が印象
的でした。
今後、卒業生は「環境(エコ)の語り部」として、NPOや地域での環境
活動を行う環境教育の実践者としての活躍を期待しています。

また、今年度も引き続きシニア環境大学第7期生を募集します。募集説明会を4月28日(月) 10時から市役所低層棟3階研修室で開催します。

すいたシニア環境大学 第7期生募集概要
時 期:平成20年6月17日(火)から平成21年2月25日(水)
場 所:主に市内の公共施設(くるくるプラザなど)(市内の施設見学も予定しています。)
対 象:市内在住・在勤の55歳以上で、環境保全活動の実践を希望し、すべての講座を受講
できる方。
定 員:30人 書類選考(入学願書及び小論文)と公開抽選で決定します。
費 用:受講料無料。ただし、交通費や一部の教材費(環境社会検定公式テキストなど)は自己負担となります。

詳しくは、下記の問い合わせ先までご連絡ください。
問い合せ先:すいたシニア環境大学事務局(吹田市地球環境課内)
TEL 06(6384)1782
E-MAIL chikyuka@city.suita.osaka.jp
ホームページ http://www.city.suita.osaka.jp/kobo/chikyu/page/010552.shtml 

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暮らしのCO2ダイエット取組
報告会を開催しました。(エネルギー部会)
エネルギー部会では吹田独自の環境家計簿「暮らしのCO2ダイエット」に取組みました。参加者293名のうち、194名が家庭における電気・都市ガスなどの使用量を記入した暮らしのCO2ダイエット冊子を提出してくださいました。暮らしのCO2ダイエット取組み報告会では、提出されたデータを取りまとめた報告書をもとに、意見交換などを行いました。

1 実施日時・場所
・平成20年3月27日(木) 13時30分~15時
・男女共同参画センター 視聴覚室

2 参加者
市民:16名 地球環境課:3名

3 内 容
①結果報告
提出されたデータを取りまとめた結果、今回の取組みで、前回に比べて減らすことができたCO2量は、電気・都市ガス・水道を合わせて、1788.51kgになりました。

電気・都市ガス・ガソリンの3項目に取組んだ方について、3項目各々の使用量の合計をCO2に換算したところ、エネルギーの使用によるCO2の排出要因は、ガソリンが一番高く約40%を占めていました。(右上の円グラフ参照)⇒エコドライブに心がけることが大切ですね。

②ビデオ鑑賞
日本地域で起こっている地球温暖化の影響に関するビデオ鑑賞を行いました。(熊が冬眠をしな
い、アワビや果物の収穫量が減少するなど、非常
に深刻です。) 

4 参加者の声
・参加者の古谷啓伸さんは、家庭における温室効果ガス排出量を1990年比6%削減する
ことができました。省エネ型の冷蔵庫に買い換えたり、赤外線ホームコタツをアンカにし
たことが有効だったとのことです。
・昨年の夏は非常に暑く、エアコンなどの使用頻度が増え、電気使用量を削減すること
ができませんでした。
・家族間のコミュニケーションが図れるようになったという意見もありましたが、家族の協
力を得ることが難しいという意見もありました。

参加者は環境問題に対する意識は高く、来年度も暮らしのCO2ダイエットに申込みをしました。みなさんも是非、暮らしのCO2ダイエットにご参加ください。

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