第76回 幹事会

アジェンダ21すいた 会議記録表
作成者:石井 仁美
会議名 第76回 幹事会
日 時 平成24年12月7日(金) 15:00~16:30
場 所 吹田市役所 高層棟2階 環境部会議室
出席者(敬称略)
三輪信哉、伊藤忠征、小田信子、片岡誠、後藤圭二、島貫未来夫、田中脩、増山武彦
事務局:石井
傍聴者:岩手県立大学 高橋先生
欠席者(敬称略) 池渕佐知子、大石ひとみ、五反田光二、佐藤雅一、水川晶子
議事次第
1 アジェンダ 21 すいた臨時報告会について
2 岩手県立大学 高橋先生を囲んで
3 その他
資料 資料 1:2012/11/21 アジェンダ 21 すいた臨時報告会会議録
事概要
【1 アジェンダ 21 すいた臨時報告会について】
 事務局より、資料1について、議事録の修正などの確認があった。
 臨時報告会での発言を受けて以下の議論を行った。
・質問にもあったが、今までの部会の活動がどうなるか。温暖化問題は引き続き取組まなければならない課題。重要なものは残しておく。そうでないとアジェンダにいてよかった、ということにならない。今までの成果品を活用してほしい。
・全体に報告するという機会を設けてよかった。
・発言にあったように市民を中心とした活動が大事であるが、所属団体の理事の中では、アジェンダは今のままではいけない、市民がリーダーシップを取って、行政や事業者とともに進めなければいけない、という意見が多い。
・企業もNPOもインセンティブが何か、はっきりわからない。アジェンダがリーダーシップを発揮するためにはわかりやすい事業をしなければいけない。例えば環境教育フェア。これをやっている、という発信力が必要。みんな部会がなくなることを心配している。自分たちが何ができるか、出し合ってみる必要がある。
・ フラッグシッププロジェクトとして「歩きたくなるまちづくり」プロジェクト、
決定する。臨時報告会でも特にこのことに関して、否定的な発言はなかった。
・車社会からの脱却が明確な目標。
・途中経過をあまりわかっていないが、市民が歩きたくなる街とはどんな街なのか、というイメージが明確にないと、歩くことが目的になってしまう。数値目標を立てるなど、議論の余地のないように、目標を明確にしないといけない。 
議事概要
【1 アジェンダ 21 すいた臨時報告会について(続き)】
・協働の場はあくまでこの場。この場を使って三者協働で進める。
・自転車道を整備することが先。
・それは最終型。
・環境モデル都市に応募した内容と聞いた。
・行政の中で持続可能な取組みとなるように。
 フラッグシッププロジェクトを「歩きたくなるまちづくり」とすることとした。
次に部会制など推進体制について以下の議論を行った。
・部会はどうなるのか、という意見と既存の組織をゼロベースで考えてみる、という意見があった。各部会で温度差がある。どう思うか。
・「歩きたくなる~」を追求するためにどんな組織がいいかを考えないと。その結果、部会をどうすべきかという議論になる。
・各部会、頑張って活動してきた。各部会、この目標で何ができるかを検討して持ち寄る。その結果、採用されないこともあると思う。
・オンリーワンプロジェクトではない。「歩きたくなる~」以外、歩く、に関係のない事業もあり。
・「歩きたくなるまちづくり構想」で挙げているものを取組む、とするとしんどい。一度ブレーンストーミング必要では。最終的には部会を残すという事なのかなとは思うが。両方のアプローチがあってもいい。
・部会員に説明するのが難しい。それぞれの腑に落ちるようにするには、やりとりが必要。来期、何をするかの話をしていくなかで納得していくと思う。
・「歩きたくなるまちづくり構想」に挙げている事業から、これならうちの部会でできる、とか。
・言われたことをやっているだけでは納得いかない。
・今部会でやっている事はみんながやりたいと思っているから。自分たちがやりたいことを出さないと。
 以上の議論を受け各部会に向け、事務局で統一シートを作成し、継続事業、フラッグシッププロジェクト(全体と部会)について検討をしてもらうこととした。
 組織のあり方について以下の議論を行った。
・セクター方式、一歩踏み出してみても。アイディアが出るのはこの場。
・事業者とコラボするという提案は市民セクターがすることになる。
・今のままでもできてるのでは。
・社会的事業者はきているが中小事業者はきていない。セクター分けることで事業者はこの場にきてテーブルにつかなければ、という呪縛から逃れられる。
・この場が市民セクターというならラウンドテーブルが必要。
・ラウンドテーブルは誰が中心となるか。行政が中心になるなら大学も事業者も参加しやすい。
・ゆるやかな組織、行政主導でやりたい。 
議事概要
【1 アジェンダ 21 すいた臨時報告会について(続き)】
・市民セクターの姿がイメージできない。NPOと地域組織は融合できないのではないか。
・団体と個人では違う。
・個人と団体の違いがよくわからない。
・自治会等はここで一緒にテーブルにつく必要はないのでは。ラウンドテーブルでよい。
 個人と団体、ラウンドテーブルの図の整理は次回に出してもらうことなった。
【2 岩手県立大学 高橋先生を囲んで】
 幹事会を傍聴された高橋先生より以下の感想をいただいた。
・大変参考になった。気になったのはアジェンダの行動計画に書かれてある各部会の目標と、現在の部会活動との差。もともとアジェンダというの環境問題だけではない。「歩きたくなる~」を横串として貫くことを期待する。ただ危惧するのは花火を打ち上げて 2~3 年で終わるということ。具体的な歩きたくなるまちの姿を見える
ように示す必要がある。そのためにはフラッグシッププロジェクトの将来ビジョンを示すべきである。
・盛岡では車がないと暮らせない。逆に吹田は完全に都市。「歩きたくなる~」はぴったりだが、少し漠然としている。
・組織について、三者協働のラウンドテーブルがアジェンダ組織と思っていたが、全国どこも結局はアジェンダ組織は市民団体になっている。そのことから考えると、アジェンダ組織を三者協働のラウンドテーブルにするのは、いささか無理がある。
むしろ市民セクターのまとめ役でよいのではないか。その代わり、市民セクター、事業者セクター、行政セクターが協議する「地域協議会」は必要。

・全国的にアジェンダ組織は高齢化している。大津市で会員の平均年齢は 64 歳。活動の中心となっているのは 70 歳代。大津市では団塊の世代がアジェンダの活動に入ってくると思っていたが、実はその世代は暮らしが厳しく、退職後も再就職などに追われている。
・大津市(おおツ環境フォーラム)でも96万円の行政からの助成の見直しが迫り、補助から委託へ財政支援を切り替えるために、NPO法人化が進められている。
・市民が行う活動が、フラッグシッププロジェクトやアジェンダ(計画)に合っているか、評価する必要がある。
次回日程 平成 25 年 1 月 11 日(金)15:00~

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