ニュースレター第31号

ニュースレター第31号(PDFファイル)平成26年7月25日発行
 第31号
P1 アジェンダ21すいた定時総会開催
P2 第2回すいたエコウォーク検討内容報告
P3 各部会の今年度の取組
P4 みどりのカーテン講座を開催 (エネルギー部会・自然部会)
P5 吹田産業フェアで風呂敷の包み方講座(資源部会)
P6  暮らしのCO2ダイエット(環境家計簿)取組結果報告会 ・「気候と地球温暖化」講演会 (エネルギー部会) 
P7  連載企画!あなたが見つけるエコなお店 in すいた(資源部会)      

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アジェンダ21すいた定時総会開催 !

 平成26年度アジェンダ21すいた定時総会を6月28日(土)、千里市民センター多目的ルーム(千里ニュータウンプラザ内)において開催しました。
 議案の審議では活発な議論がされ、以下の全ての議案が賛成多数で承認されました。
 第1号議案 平成25年度事業活動報告承認の件
 第2号議案 平成25年度収支決算書承認の件
 第3号議案 アジェンダ21すいた会則一部改正の件
 第4号議案 平成26年度事業活動計画承認の件
 第5号議案 平成26年度収支予算書承認の件

 今年度の総会では、通常議案の前に、議案の内容を補足し、より議案に対する理解を深めていただくために、昨年の総会以降進めてきた「アジェンダ21すいた」計画や組織の見直し、部会のあり方等についての検討経過を含めた基調報告を三輪代表より行いました。
そして重要な議案としては、第3号議案において、昨年度の総会において課題として掲げていた組織の見直しについて検討した結果、平成27年3月末をもって終了する「アジェンダ21すいた(計画)」を更新するのではなく、組織の目的を「アジェンダ21すいた(計画)の実践」から、その内容を全て内包している「吹田市第2次環境基本計画の実践」に改
正することが提案され、承認されました。                   また、昨年度の総会で提案された「さらなる発展をめざして~当面の活動方針」を受け実施したフラッグシッププロジェクト「すいたエコウォーク」も、平成26年度第2回目として開催することが決定されました。
総会の準備から当日までご協力いただいた皆様、参加いただいた皆様、ありがとうございました。  
 第2部では、恒例の懇親会を開催しました。新任役員の自己紹介や事務局の紹介、また、日ごろあまり話す機会のない他の部会員同士の交流もあり、ビールやジュースを片手に和やかに懇親会が進みました。

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第2回 すいたエコウォーク”エコあるきで え~ことあるよ“検討内容報告

 アジェンダ21すいたのフラッグシッププロジェクト「歩きたくなるまちづくり」にちなんだイベント「すいたエコウォーク」を今年も開催します。
現在、フラッグシッププロジェクト実行委員会において、今年度のイベント内容の検討を進めているところです。今号では、現段階での検討内容について報告します。

イベント概要
 環境に良い、様々なところを歩きます。身近なところにある、これまで気付かなかった素敵な風景や空間を再発見していただきます。

 ◆ 日 時 平成26年(2014年)11月15日(土)雨天中止
  午前9:30~12:00(予定)
 ◆ 集合・スタート地(距離)
  江坂コース 江の木公園 (約3.5km)
  豊津コース 阪急豊津駅 (約3km)
  吹田コース JR吹田駅 (約3km)
 ◆ 最終集合・ゴール地
  3コースとも内本町コミュニティセンター多目的ホール
 ◆ その他 内本町コミュニテ—センター多目的ホールにて、コース別ワーク ショップ、全体発表などを行います。
キーワードは「エコ歩きで え~ことあるよ!」

今後の検討内容
 今後は、コースのより詳細な確認やワークショップの具体的内容、協賛企業の募集などを行っていく予定です。より良いイベントとなるよう準備をしていきたいと思います。

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各部会の今年度の取組 各部会の今年度の取組
フラッグシッププロジェクト

・フラッグシッププロジェクト「歩きたくなるまちづくり」の推進
全体事業
・市内環境団体との連携・交流を図るための連絡会などの開催を検討する
・エコツアー及び市内企業・事業所における環境への取組 勉強会の実施
・ニュースレターの発行
・ホームページの管理・運営
・北摂アジェンダ組織との情報交換
・定時総会運営事業
エネルギー部会
・暮らしのCO2ダイエット
・みどりのカーテンの普及・啓発活動(自然部会との共催)
・エコキャンドル作り(資源部会と共催)
・自然エネルギーの調査と実用可能性について
資源部会
・ごみの減量・資源化のための啓発
・あなたが見つけるエコなお店in吹田
・市内に給茶ができるスポットを広げる取組み
・エコキャンドル作り(エネルギー部会と共催)
自然部会
・みどりのカーテンの普及・啓発活動(エネルギー部会との共催)
・博物館エコアップ作戦
・生物多様性の保全に係る啓発活動の推進
交通部会
昨年度の活動の成果である「ターゲットを絞ったより効果的な自転車の安全運転講習会」の実現を目指して、モデル実施に向けた地域や団体との協議を進める

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みどりのカーテン講座を開催しました (エネルギー部会・自然部会)

 4月19日(土)、自然部会とエネルギー部会が推進している「みどりのカーテン講座」をメイシアターの集会室で開催しました。子どもたちや若い世代に環境問題にもっと関心を持ってもらうため、昨年から一般の方ではなく小学生とその保護者を対象として行うようになり、今年は18名の親子が参加してくださいました。
みどりのカーテンの効果
 みどりのカーテンは熱の反射と葉からの蒸散作用により、周囲の温度を下げる効果があると言われています。比較的簡単に育ち、なかでもゴーヤは美味しい実を穫ることもできるため、愛好家も増えているようです。
 当日、会場前方には昨年の秋に実施した「みどりのカーテン写真コンクール」の応募作品を掲示し、参加者のみなさまに見て頂きました。立派に育ったゴーヤの写真を見て、皆様驚いておられました。

実演を交えながら方法とコツを伝授
 講座では実演を交えながら、ゴーヤ栽培の方法を説明。土壌は
新しいものを使うこと、ツルの誘引をしっかりやってあげることなど秘訣を伝授いたしました。子どもたちに苗の植え替えを手伝ってもらうなど、楽しく学んでもらえたようです。
 最後は子どもたちと○×クイズを行いました。キュウリやヘチマなどとゴーヤの花や葉を見分けるなど非常に難しい問題もありましたが、さすがに「植物博士」の子が多く、また親子で相談もしながら正解を重ねていました。
 立派なゴーヤを栽培して頂き、熱い夏を乗り切っていただきたいと思います。

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吹田産業フェアで風呂敷の包み方講座を行いました(資源部会)

5月10・11日(土・日)、吹田産業フェアにて環境部と共催で、「風呂敷の包み方講習会」を実施しました。

いろんな包み方を体験
 吹田産業フェアは毎年、メイシアターと市役所駐車場、吹田商工会議所会館を会場に開催され、市内の事業者や団体が農産物や食品などを出品し、多くの来場者でにぎわいます。
 「風呂敷の包み方講習会」ブースの2日間の来場者数は230人と、思ったよりもたくさんの人に体験していただきました。お買いもの包みはマイバッグの代わりになります。スイカ包みはスイカやメロンなど丸いものを体裁よく包むことができます。ちょっとした工夫で簡単に風呂敷包みができることに、参加者からは感嘆の声が上がりました。一升瓶(ペットボトル)包みはお酒の好きな男性に人気がありました。「昔はよく風呂敷を使ったものや。懐かしいなあ。」「家のたんすにたくさん風呂敷があるので、これから活用する」という声もありました。
ごみ減量のきっかけに
 環境のイベントではないイベントに参加したのは初めてでしたが、吹田の企業と吹田市民が交流するイベント「吹田産業フェア」で、楽しく対話しながら、ごみ減量の啓発につなげることができたと思います。

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暮らしのCO2ダイエット(環境家計簿)取組結果報告会 
 「気候と地球温暖化」講演会 (エネルギー部会)

 5月17日(土)、暮らしのCO2ダイエット(環境家計簿)取組結果報告会ならびに「気候と地球温暖化」講演会を行いました。

 暮らしのCO2ダイエット(環境家計簿)取組結果報告会
   まずは暮らしのCO2ダイエット(環境家計簿)の報告。日常生活で無理なく楽しみながら省エネ活動を実践し、家庭で使用した電気やガスなどの使用量を記録し前年と比較しながら、CO2排出量の削減や限りある資源の有効利用に貢献しようという取り組みです。今年は201世
帯が提出してくださいました。総括としてはCO2排出量は前年比で約4t-CO2の減少となりました。全国的に猛暑・厳冬でしたが、初めて取り組まれた世帯が多く、冷房や暖房の使用を控えるなど節エネ、省エネの効果があったようです。
「気候と地球温暖化」講演会 
 続いて、大阪管区気象台の地球環境・海洋課の地球温暖化情報官 山本善弘さんから「気候変動と地球温暖化」の演題で講演していただきました。大阪の気候を中心に、気象庁による観測データや将来予測に基づいた科学的な内容でした。大阪の気温は都市化によるヒートアイランド現象の影響もあり、上昇傾向にあることは間違いない。年平均気
温の上昇、猛暑日や熱帯夜の増加、短時間の大雨の増加などは傾向として考えられる。ただ、1時間に30mm以上の激しい雨が降る日数は現状では増えていないなど、非常に興味深いお話でした。 
地産地消を考える
 最後に、地産地消を考えるということで、なにわの伝統野菜である「吹田クワイ」を使ったぜんざいをみんなでいただきました。くわいの少しの苦みがぜんざいの甘さを引き立て、とてもおいしかったです。 

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連載企画!あなたが見つけるエコなお店 in すいた(資源部会)

(公財)千里リサイクルプラザ「あげますコーナー」「もらいますコーナー」(住所 千里万博公園4-3 06-6877-5300)
 いわゆるお店ではないのですが、家庭の不用品を“あげたい”人と“もらいたい”人をうまくつなげ、現代版物々交換によって利害も一致、かつごみの減量を図っている千里リサイクルプラザ(大阪モノレール公園東口下車3分)の「あげますコーナー」「もらいますコーナー」をご紹介します。

あげますコーナー
 場所はA棟5階事務所です。利用時間は、10:00~12:00、13:00~15:00となっています。物品は衣類(クリーニングや洗濯済のもの)と食器(欠けや大きな汚れがないもの)に限り受け付けています。次に利用される方が快く活用できるものを提供してくださいとのことです。

 もらいますコーナー
 場所はB棟5階で、利用可能時間は、11:00~12:00と13:00~14:00の間です。ここを利用するには、A棟5階事務所で利用証の発行手続きを済ませる必要があります。利用届に記入して(本人確認ができる免許証などと認め印が必要)「もらいますコーナー」利用証を発行してもらいます。利用の際は下記の利用条件を厳守することが必須です。

 利用条件
Ⅰ.販売目的に利用しない
Ⅱ.持ち帰りは1回10点以内
Ⅲ.利用は月2回まで

 利用証システムでより 利用しやすく
 利用証の発行システムは平成25年5月から始まりました。
利用証の発行により、上記の利用条件が守られるようになり、誰もが快適に利用できるようになったと大変好評です。 

 取材に訪れた日は、きれいなそうめん鉢(5個組)や大皿など魅力的な食器がありましたし、衣類は夏物や子ども服もたくさんありました。すぐ小さくなる子ども服は「もらいますコーナー」があるとありがたいですね。午前中の利用者は5人で開室と同時に入室される方もあって、衣類を持ち帰っておられました。利用者は5月164名、6月106名で年間では1600人以上もの利用者があるそうです。皆さんも不用品があれば活用してみてはいかがでしょうか?のぞいてみたら思わぬ掘り出し物があるかもしれません。

 

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