ニュースレター第26号

ニュースレター第26号 (PDFファイル)
平成25年4月25日発行
第26号
P1  大学と研究機関による省エネルギーワーキンググループ
P2 第14回環境学習展示・発表会inくるくるプラザ
P3 自然エネルギー学習会を開催しました(エネルギー部会)                                         P4 外来生物ウォッチング(自然部会)                                                       P5 連載企画!あなたが見つけるエコなお店inすいた(資源部会)

                                         
page1                                         大学と研究機関による省エネルギーワーキンググループ                  

吹田市では、地球温暖化対策新実行計画に基づき、特に業務部門の省エネルギー・省CO2を推進するため、「大学と研究機関による省エネルギーワーキンググループ」を設置しています。これは、市内のCO2多量排出事業者がそれぞれの事業活動に共通する課題に取組むため、事業種別間の情報交流の場を設け地球温暖化対策を進めるものです。

大学と研究機関による省エネルギーワーキンググループ 
● 省エネルギー方策に係る情報の交換
● 省エネルギーの取組結果の報告
● 省エネルギーの推進に係る助言及び最新情報の提供
● 環境マネジメントシステム導入に係る支援 その他

委員 学識経験者
小杉 昌幸 (独立行政法人産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門)
下田 吉之 (大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻)
宮崎 ひろ志(関西大学環境都市工学部建築学科)
市内大学等が推薦する者
(大阪大学、関西大学、大阪学院大学、千里金蘭大学、国立民族学博物館) その他
学識経験者、市内大学及び研究機関などが省エネなどに関して情報交流を行います。

2月20日(水)に大阪学院大学にて、第4回「大学と研究機関
による省エネルギーワーキンググループ」が行われました。

第4回 大学と研究機関による省エネルギーワーキンググループ
主な内容
●「新たなエネルギー社会における天然ガスシステムの役割と
再生可能エネルギー・省エネルギーシステム導入のご紹介」
大阪ガス エネルギー事業部計画部
環境・エネルギー政策担当
白木 一成 部長
●「エネルギーマネジメントに関する最新情報」
●意見交換
産業技術総合研究所・
エネルギー技術研究部門
小杉 昌幸 先生

会議は座長の下田先生によりすすめられ、大阪ガスの白木部長よりエネルギー関連の講演、産総研の小杉先生よりエネルギーマネジメントに関する情報を提供いただいた後、参加者による意見交換が行われました。その中で宮崎先生から、「エネルギーマネジメントについての評
価方法の議論が必要では」という問題提議もありました。
また、ガスによる非常用発電機に関する質疑・情報提供など、各施設管理の観点から省エネに関する情報交換が行われ、地域から地球温暖化対策に取組む活発な議論がありました。

 
Page2                                       第14回 環境学習展示・発表会 in くるくるプラザ
吹田市内各小・中学校における環境学習の成果を相互に発表し合って、よりいっそう環境問題について興味・関心を持ち、実践的な態度が身につくことを目的として、千里リサイクルプラザマルチホールにて開催している環境学習発表会が今年で14回目を迎えました。

環境学習発表会
今回は、2月2日(土)に、小学校7校、中学校1校の児童・生徒、57名が参集して開催されました。
パワーポイントによる発表、実物を示しての発表、映像による発表、また、ミュージカル仕立ての発表や実際の実験経過を提示するなど、実に多様で参観者をひきつける工夫がされていました。
そのような中でも素晴らしいと感じたのは、どの学校の児童・生徒の発表においても、学習結果から環境問題解決のために自分たちができることの考察を行い、実践しようとする意欲や態度が感じられたことです。各学校における環境学習が生きて働く確かな学力が身につくように推進されていることに、先生方のご苦労とご尽力がうかがえました。

環境学習展示会
また、発表会と並行して開催している展示発表会にも、小・中学校合わせて18校の参加がありました。
その中には、施設見学でプラザを訪れた茨木市の小学校からも出展があり、環境の輪の広がりを感じました。児童・生徒が作成した壁新聞やポスター、新聞紙のエコバックなどの資料の展示に、参観された方々か
らも、「素晴らしい内容で、子ども達が一生懸命考えているのがほほえましい」「全員にノーベル賞を出したい研究です」などの評価をいただきました。
今後も、環境の輪をよりいっそう広げるために、児童・生徒や各学校、吹田市・吹田市教育委員会などの協力の中で、環境学習発表会がますます充実したものとなればと期待しています。 
 
 page3                                         自然エネルギー学習会を開催 しました(エネルギー部会)
平成25年3月16日(土)千里ニュータウンプラザ8階の多目的ルームにてエネルギー部会主催による自然エネルギー学習会「地球温暖化対策は地域から!太陽光発電システムを学ぶ」を開催しました。参加者は市民・スタッフを含め31名でした。 

講師は大阪府地球温暖化防止活動推進員
今回、学習会の講師として大阪府地球温暖化防止活動推進員の末広 晃久さんを迎えました。
末広さんには地球温暖化やエネルギーのことだけではなく、太陽光発電システムを設置する際のメリット・デメリットや注意点を詳しくお話いただきました。 

実践的な学習会                                  参加者の多くは、これから太陽光発電システムを設置しようと考えている方も多く、パネルの選び方、実際に取りつけた場合の掃除などのメンテナンスの仕方などを熱心に聞いておられました。 
質疑応答でも「太陽光発電で得た電力は実際に家庭で使用するのと、売電するのとどちらのほうがいいか」などの質問が活発になされました。
今回の講座に参加した方のほとんどから「わかりやすく、楽しかった」とのお声をいただきました。
東日本大震災以降、エネルギー問題が大きく取り沙汰され、自然エネルギーについての関心が高まっている中で、このような内容で学習会を開催できたことは非常に良かったのではないかと思います。
今後も、自然エネルギーに関しての啓発を行っていきたいと思います。 

page4                                        外来生物ウォッチング ( ウォッチング (自然部会)
3月26日(火)外来生物ウォッチングのため、阪急南千里駅から吹田市立博物館までをウォーキングしました。アドバイザーにすいた市民環境会議の平 軍ニ氏をお迎えして、自然部会メンバー4名と事務局1名が参加しての楽しい勉強会でした。 

外来植物の脅威                                 以前より、生物多様性のテーマに取り組んでいる自然部会としては、写真でしか知らなかった「特定外来種(法律により栽培、移動などが禁止されているもの)」が見近に生育していることがわかり改めて外来植物の脅威を実感しました。          

特定外来生物のオオキンケイギクとナルトサワギク
当日発見した特定外来種は、オオキンケイギクとナルトサワギクの2種でした。
いずれもきれいな花を咲かせる植物で、これは外来種が繁殖のために人間にアピールしているからという平氏の解説になるほどと納得し、でも負けずに健気に頑張っている在来種の植物も多数見つけることができ、応援しつつも植物の世界の過酷さ人間の責任の重大さを認識しました。
花見を楽しんだり、草笛を吹いたりの吹田の自然を満喫した半日となりました 。 

page5                                                                                                                                                              連載企画!あなたが見つけつエコなお店inすいた(資源部会)    レジ袋削減に頑張っているお店が、クリーニング店の中にも見られます。今回、ご紹介する2社はレジ袋の有料化をしています。       クリーニング屋さんの包装袋のほとんどは大きくて分厚い袋です。半透明袋ならごみ袋として使えるのですが、もったいないからとしばらく保管しても、最後はごみになってしまいます。こんな時マイバックも良いですが、「風呂敷」も大変便利です。大判なら大きいサイズのものも包めて、使わない時はたたんで、他の用途にも使えるすぐれものです。

ライフクリーナー ライフクリーナー 阪急オアシス店             (住所 津雲台1-1-30 06-6391-2705 )                     2013年3月からレジ袋を10円の有料にしました(一部店舗を除く)。「エコ活動に取り組む」ことを会社の方針として掲げています。現場の声、「有料化しても大丈夫ですよ」に励まされ、有料化に踏み切りました。エ
コバッグは会員になると もらえますが、一般の 方にも105円で販売しています。持参率は30%程度です。
また、ハンガー は自社の もののみ 回収し、消毒 した後、再使用します。持参率はドライ物40%、カッターシャツ用70%で、どの大きさのハンガーも1本でもポイントが付きます。
工場では照明をLED化し、溶剤を回収し再利用しています。また、本社ではエアコンを省エネ使用しているそうです。市内に7店舗あります。

ホワイト急便 豊津店
(住所 出口町28-7 06-6338-0178 )
2007年4月の開店時からレジ袋を1袋10円の有料にしています。当時は石油が値上がりした時期で、特に問題もなく納得してもらえたようです。マイバッグの持参率は80~90%と、お客さんに定着しているようです。
ハンガーは他社のものも回収しており、消毒して再使用しています。持参率は30%程度です。今後は、レジ袋、ハンガー共に、持参するとポイント還元できる仕組みを考えておられます。
店舗では、エアコンの使用や電気の使用を控えるなど、省エネの工夫もしておられます。
市内に4店舗あります。

 

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