ニュースレター第23号

ニュースレター第23号(PDFファイル) 平成24年7月25日発行

P1 すいた環境教育フェア2012が開催
P2 すいた環境教育フェア2012各部会出展レポート
P3 「マイバック等の持参推進及びレジ袋削減に関する協定」が再締結されました
P4 連載企画!あなたが見つけるエコなお店inすいた(資源部会)
P5 阿部住宅設備機器株式会社での環境への取組み(ほっとプラッツ江坂ガスセンター) 

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すいた環境教育フェア2012開催!

6月16日(土)、メイシアターにおいてすいた環境教育フェアが開催されました。 
今年のテーマは「つながろう!
地球に生きる私たち」。環境に関する絵画の表彰式の後に実施され
たレジ袋削減・マイバック持参のキャンペーンでは市長やすいたん
も参加。そのほかにも環境に関する報告や展示、リユース図書の配
布やクイズラリーなど、盛りだくさんの内容に会場は多くの来場者
でにぎわいました。
環境に関する絵画の表彰式
市内の7校の小中学生から応募のあった環境に関する絵画466点の中から市長賞・市議会議長賞・実行委員長賞に選ばれた6名の方々へ表彰状が授与されました。会場に展示された作品からは環境に対する子供達の熱い想いが伝わってくるようで、来場された方々は熱心に鑑賞されていました。
環境学習・環境保全活動事例発表会 
メイシアター小ホールでは、市内の小中学生や環境保全団体などが行っている環境へ の取組 みの発 表会 が行われました。

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すいた環境教育フェア2012 各部会出展レポート

●環境教育部会 環境クイズ「すいたエコ検定」にチャレンジしてみよう!
「すいたエコ検定」を出展しました。「すいたエコ検定」は、吹田市をはじめとした環境のことをクイズ形式で学ぶサイトです。今回は「練習問題」の「小学1・2年生コース」を主に体験してもらいました。
「すいたエコ検定」に使用している環境データ類は、吹田市が発行する学校の副教本等より引用していることから、全問正解する体験者が多くいました。親子や友達同士で、楽しく体験されていたようです。ご家庭
からも体験できるように工夫されていることを説明しましたので、家族でクイズ形式による語らいの中から、なごみの場ができることを期待しています 。

●自然部会 生物多様性に配慮した庭造りの提案 
自然部会では、2012年5月に作成したばかりのパンフレット「生物多様性に配慮した庭づくり~ガーデニングを楽しむとき注意したいこと~」の配布及びパネル展示を行いました。当日はガーデニングに適した園芸植物の鉢を飾り、華やかなブースとなりました。植えてはいけない特定外来生物や、気をつけて管理をしなければならない園芸植物をパンフ
レットの写真を拡大したパネルを使い、訪れた人たちに部会員が説明をしました。「え~、この花、家の庭にいっぱい普通に咲いてるよ!」「知らなかった!」などの声が多く聞かれました。用意したパンフレットも全てなくなり、多くの人に啓発ができました。

●交通部会  わくわくすいた 市民の新しい足 「吹田方式BRT※」の提案 
交通部会では、「すいたの新しい交通網の提案」と題して、パネル展示・チラシ配布を行いました。吹田市は、鉄道網が充実し、特に広域交通の利便性に優れ、また、万博記念公園や文化会館(メイシアター)など文化・学術施設なども充実し、大変魅力あるまちになっています。ただし、市内間の移動では、交通が不便なために、自動車に依存せざるをえない地域がまだまだあります。地球環境問題や自動車公害を考えると、自動車優先のまちづくりを見直す必要があります。そこで、市内にある5本の鉄道網に新交通システムBRT※を加え、
吹田市の“骨格となる充実した新たな交通網”の提案をしました。この提案をもとに自動車優先のまちづくりを見直すきっかけになればと思います。
※BRT…Bus Rapid Transit:定時運行高速バス

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「マイバック等の持参促進及びレジ袋削減
に関する協定」が再締結されました

4月27日(金)、市役所にて、市民・事業者・行政の3者の間で「吹田市におけるマイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」が再締結されました。アジェンダ21すいた資源部会は、取組みの主体である「すいたレジ袋削減・マイバック推進協議会」に参加し、さまざまな取組みを行っています。 

レジ袋削減・マイバッグ推進運動の基本的な考え方
目 標:マイバッグ持参率60%
目標期間:平成26年(2014年)3月31日までとする。
目標達成に向けて、下記の取り組みを行います。
★市内の事業者、市民の参加、協力ものと買い物時にマイバッグを持参することによりレジ袋の削減を図る。
★レジ袋の削減方法は、
1 レジ袋辞退者に対する現金値引き
2 レジ袋辞退者に対するポイント還元制度など各事業者がそれぞれの取り組み手法をお互いに容認し合い、協働して目的の達成を図る。
★事業者、市民・市民団体、市の三者による協定を締結し、協働して取り組みを進める。
★市民に見える形で、市内一斉の取り組みを実施する。
 
当日の協定式には井上吹田市長、すいたレジ袋削減・マイバック推進協議会の永田会長、吹田市内の11事業者が出席し、上記の考え方に合意し協定を再締結しました。

マイバック持参率現状は34.8%
平成24年(2012年)1月から3月のマイバッグ持参率は34.8%でした。「マイバック持参率60%」という目標にむけて、事業者の取組みや市民団体の啓発活動が、より多くの方々へのマイバック持参のきっかけになるよう願っています。

「マイバック等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」締結事業者・店舗一覧

事業者                    店舗
イオンリテール(株)            南千里店・北千里店
(株)いかりスーパーマーケット    王子支店
イズミヤ(株)               千里丘店 ・ デイリーカナートイズミヤ山田西店
(株)グルメシティ近畿         江坂店 ・ 公園前店
(株)光洋                KOHYO江坂店 ・ KOHYO山田店・        マックスバリュ江坂店・マックスバリュ吹田千里丘店
生活協同組合コープこうべ      コープ吹田 ・ コープミニ山田
(株)ダイエー              吹田店
(株)阪食                 阪急オアシス北千里店 ・ 阪急オアシス南千里店 ・阪急オアシス桃山台店 ・ 阪急オアシス千里山竹園店
(株)ピーコックストア          北千里店 ・ 千里山店 ・ 津雲台店 ・ Pマート山
田店
(株)平和堂                フレンドマート岸辺店
(株)ライフコーポレーション       吹田泉町店 ・ 豊津店 ・ 桃山台店 ・岸部店

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すいたエコツアーを開催しました
平野農園見学会 平野農園見学会(エネルギー部会)

事業者 5月20日(日)、地元関西の市場や農業施設等を見学し、地産地消の環境への有用性を学んでいただこうと、エコツアーを開催しました。当日は広く市民の方々にご参加いただき、関係者含め25名で江坂にある「平野農園」及び「花とみどりの情報センター」を訪れました。
地産地消の環境への重要性を学ぶ
「花とみどりの情報センター」では、『食料の未来について(DVD)』『ベランダ菜園』『生物多様性の庭づくり』の講義を受けて地産地消の重
要性と方法を学びました。その知識を生かして多くの方に地産地消を実践していただきたいです。
無農薬栽培の平野農園 
座学終了後、徒歩で「平野農園」に移動し、園主の平野さんに無農薬で栽培されてこられた経過をお話いただきました。吹田ではほとんど農業がなくなっている中で、多くの仲間や業者の方々に支えられ、行政の後押しをもらいながら農園経営が出来たということでした。高校生のお孫さんが農園の経営を継がれるということで、これからも無農薬の農園が残ることに参加者一同感動しました。滞在時間が予定よりも短くなったことは反省点 でしたが、皆様、見学・買い物を楽しんでおられ、満足されていた様子でした。 
 その後、「平野農園」と契約されているレストラン「サンスーシ」に行き、農園でとれた野菜を使ったフランス料理を堪能していただきました。デザートにはすいたくわいが使われていました。食後、現地解散し、半日のエコツアーは無事終了しました。

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「みどりのカーテン講座」を開催しました 
(自然部会) 

エネルギー部会と自然部会が推進している「みどりのカーテン」。今年も4月21日(土)に保健センター集会室で、市民向けに「みどりのカーテン講座」を開催しました。
 盛りだくさんの内容に大勢の来場者
当日は、100名近い市民の方に参加していただき、皆さんがヒートアイランド現象緩和や地球温暖化に高い関心をもっていることがうかがえました。 
写真コンクールの表彰や環境問題の現状説明、アジェンダ21すいたの概要説明など、短い時間の中で盛りだくさんの内容となりました。
実践的な講座
続いておこなわれた苗の植え方等についての説明では、参加者の皆さんが熱心に耳を傾けておられました。その後の質疑応答につきましても、たくさんの質問をいただきました。
講座の最後には、ゴーヤの苗をひとり2株ずつ持って帰っていただきました。立派なみどりのカーテンに育てていただきたいと思います。

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 連載企画!あなたが見つけるエコなお店 in すいた(資源部会) 

イズミヤ千里丘店 (住所 山田南 1―1 TEL 06―6380-7141 )
「ええもん安いのがイズミヤ♪♪♪」と消費者から親しまれているイズミヤは2012年に90周年を迎えた老舗スーパーです。
環境問題には常に地域に密着した企業市民として積極的に取り組んでいる事が 「イズミヤ 社会・環境活動レポート 2011」に報告されています。
●資源循環の取組み● 
 千里丘店は来客数が多く、使用済み容器(ペットボトル、牛乳パック、卵パック、食品トレイ、アルミ缶)は、店頭 3カ所での回収量は87店舗の中でもトップに位置しています。また、駐車場内に古紙回収「エコスポット」の設置場所を提供し、スーパーでは珍しい古紙の回収も行っています。古紙1kgに対し1ポイントが付き500ポイントで500円のイズミヤ商品券と交換されるので、とても人気があります。
その他、店内から出る生ごみを計量し減量に努めると共に、バックヤードで堆肥化し、岸和田にある福利施設の農場で活用しているそうです。
●レジ袋削減の取組み●
レジ袋削減に関しては、「すいたレジ袋削減・マイバッグ推進協議会」に当初より参加し、24年度以降も継続される協定に4月27日(金)再締結されています。それに伴うマイバッグキャンペーンにもその都度協力し、7月9日(月)にも店頭でキャンペーンが行われました。また2月からは、レジ袋を辞退すると2円引きされる「エコ値引き」が全館で実施され、マイバッグ持参率のアップが期待されます。
●節電対策・イベント等●
 節電対策としては、夜間電力で氷を蓄え夏場の冷房、冷却に利用する氷蓄熱システムを導入したり、店内の照明器具の一部をLEDに取り替え、さらに私達には全く気が付きませんが、店内の照明度を1ランクダウンしているそうです。
毎年6月と10月のエコ月間には、お客様と共に楽しめるエコツァーやエコイベントが企画されており、環境への関心を啓発するイズミヤ独自の活動が広がっています。

「エコなお店」とは、環境を大切にし、人にもやさしく、3R(リデュース・リユース・リサイクル)
の推進や省エネ、緑化活動などを行っているお店です。吹田市内のエコなお店を多くの皆さんに紹介し、少しでもがんばるお店を応援したい!エコなお店を利用する人たちが増えたら、わたしたちのまち 吹田は、もっともっといいまちになるだろう!との思いで、この新企画を始めました。読者の皆さんも、「こんなお店がありますよ。」という情報がありましたら事務局までお寄せください。 

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阿部住宅設備機器株式会社での環境への取組み 
 (ほっとプラッツ江坂ガスセンター) 

阿部住宅設備機器株式会社は、ガス機器の販売・施工、修理及びメンテナンス、ガス設備工事等のガス関連事業(大阪ガス委託業務)等を行う企業です。
お客さまのガスの安全を守ると同時に、省エネかつ経済的なガス機器をご提案し、環境に配慮した暮らしへ貢献します。
(ホームページ http://www.hotplatz-esakagas.jp/)
 
■省エネルギー機器の紹介
●省エネ給湯器エコジョーズ
給湯と暖房に潜熱回収型の熱交換器を用いた給湯器です。
従来は捨てていた燃焼ガスの熱までお湯づくりに再利用。
CO2削減、地球温暖化防止にも貢献します。
●家庭用燃料電池エネファーム
天然ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで電気を生み出すシステムです。同時に発生する熱を給湯などに利用し、エネルギーの無駄を減らします。
●ガス発電・給湯暖房システム エコウィル
マイホーム発電ができるガス発電・給湯・暖房システムです。発電時に発生する廃熱を給湯暖房などに利用すること により、環境保全に貢献します。
●太陽光発電システム
屋根に設置でき、太陽光のエネルギーで自家発電できます。ガスで発電するエネファームやエコウィルと太陽光発電を組み合わせた「ダブル発電」で効果的な発電が可能です。

■地域貢献活動 ■
 地域のお客さまに根ざしたガスサービスショップとして、より身近な環境への取り組みを行っています。具体的には月に2回、朝7時半頃から会社周辺の道路などの清掃を行っています。これからも地域の中でできることから少しずつ環境への取り組みを進めていきます。

お問合せは、阿部住宅設備機器株式会社(ほっとプラッツ江坂ガスセンター)
担当西村まで TEL0120-61-3051まで(フリーダイヤル) 
 

 

 

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