ニュースレター第18号

ニュースレター第18号(PDFファイル)
平成23年4月25日発行 

P1、2 吹田市環境まちづくりガイドライン(特集)
P3 「吹田みどりのカーテン講座」を開催しました
P4 吹田市制施行70周年記念事業 アジェンダ21すいたプロジェクト シンポジウム「語り合おう 吹田の環境教育」を開催しました
P5 「すいた環境まちづくり」シンポジウムを開催しました

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 「吹田市環境まちづくりガイドライン」
を策定しました 

市域の温室効果ガス排出量を平成32年度(2020年度)までに平成2年度(1990年度)比25%以上削減するという市の中期目標を達成するためには、市の取組だけではなく、市民・事業者が日常生活や事業活動において環境負荷の低減を図るため、行動や取組を実践することが不可欠です。そのため、市民・事業者の具体的取組の実践例を示すためのものとして、「吹田市環境まちづくりガイドライン」を平成23年3月に策定しました。
また、市内には4つの大学が立地しており、人口に占める学生の割合が高く、学生自身の環境への気づき、行動が特に重要であり、市民生活に係るライフスタイル版、事業活動に係る事業者版のガイドラインに加え、学生生活に係るキャンパスライフ版を併せて策定しました。

策定にあたっては、市の委託を受けたアジェンダ21すいたがコーディネータとなって、ライフスタイル部会では市民の方々、事業活動部会では企業の方々、またキャンパスライフ部会では市内4大学の学生が参加してガイドラインづくりを行いました。
また、平成23年3月には、「すいた環境まちづくりシンポジウム」を開催し、策定したガイドラインのPRを行いました。
今後は、このガイドラインを広く市民・事業者の方々に実践いただき、良好な環境を確保し、将来の市民に継承していくための事業活動のあり方及びライフスタイルやキャンパスライフスタイルへの転換を図ることを期待しております。 

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 「吹田市環境まちづくりガイドライン」

ライフスタイル版
【地球にやさしいエコライフへ~できることから始めよう~】
ライフスタイル版は、全33項目から構成される市民の皆さんがご家庭で身近に実践できる行動を示したものです。年に一度チェックすることで、普段の生活を見直してみましょう。エコライフ継続年数に応じて、認証シールがもらえます。
年に一度はチェックしてエコライフマスターになりましょう。
事業活動版
事業活動版は、環境にやさしい事業活動への転換を目的として作成されました。特徴としては、各事業所の取組みレベルごとに『ステップ』別の構成で実践例を示しています。それらを実践することで、CO2の削減をはかり、環境にやさしい事業活動につながるようになっています。
また、このガイドラインはより多くの事業所に取組んでもらえるように、オフィス活動等の具体例を中心に例示されています。
キャンパスライフ版
【eco大学生~はじめよう eco活~】
キャンパスライフ版は、吹田市内の4大学の学生が中心となって、作成され、大学生の日々の生活にちなんだ事例が例示されています。
雑誌のようにアレンジされた冊子が、大学生らしさを表しており、作成に携わった学生が登場して、一つひとつの事例を紹介しているのが特徴です。

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「吹田みどりのカーテン講座」 を開催しました

4月23日(土)、メイシアター集会室にて自然部会とエネルギー部会の共催で「吹田みどりのカーテン講座」を開催しました。

講座当日は、あいにくの雨模様でしたが80名近くの市民の方にご参加いただきました。

講座では、昨年募集したみどりのカーテン写真コンクールの授賞式や暮らしのCO2ダイエット参加説明、苗の育て方の説明などを行いまし
た。
受賞式では、表彰状と記念品が受賞者に贈られました。また、苗の育て方についての実演では、皆さん熱心にご覧になり、肥料や水やり
について質問されていました。
今年は、160個近くのゴーヤの苗をお渡ししました。夏頃には、市内の色々なところでみどりのカーテンを見ることができると思います。 

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吹田市制施行70周年記念事業
アジェンダ21すいたプロジェクト
シンポジウム「語り合おう 吹田の環境教育」を開催しました

 2月19日(土)、14時より吹田市制施行70周年記念事業アジェンダ21すいたプロジェクトシンポジウム「語り合おう 吹田の環境教育」が大阪学院大学2号館地下1階02教室で開催しました。
このシンポジウムは、吹田市制施行70周年の記念事業の一つとしてアジェンダ21すいたが企画したもので、学校教育を含め、様々な取組みを行っている市民団体・事業者・行政などが一同に集まり、それぞれの取組みを知り、多様な環境教育のあり方、広がりを学ぶことで、吹田市での今後の環境教育の方向性について語り合おうと開催したものです。
最初に、日本福祉大学国際福祉開発学部教授の千頭 聡(ちかみ さとし)さんによる基調講演「協働型の環境学習を通じた地域づくり」を行いました。
千頭さんは、同大学で環境学習・環境教育の現場を熟知し、様々な地域の環境づくりのお手伝いをされています。講演ではそうした活動等が発表され、来場者に向け環境への取組みについて説明されました。
続くパネルディスカッションでは、三輪代表がコーディネーターを務め、千頭さん、とよなか市民環境会議アジェンダ21理事の井上一彦さん、野口幹事、喜田幹事の4人がパネリストとして参加し、それぞれの活動を紹介されました。
活動に取組む人が少ないことや、各団体の連携が必要なことなど、今後の環境活動における課題も提示され、情報交換の場、環境に対するアプローチを広げる場として、貴重な機会になりました。

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「すいた環境まちづくり」シンポジウムを 開催しました

 3月28日(月)、13時より「すいた環境まちづくりシンポジウム」が開催されました。このシンポジウムは、低炭素型行動様式への転換を促進するための基本的な考え方や取組・施策を定めるものとして策定された「吹田市地球温暖化対策新実行計画」及び環境負荷の低減を図るために、市民・事業者・大学生が日常の生活や事業活動で取るべき行動や取組の具体的実践例を示すものとして取りまとめられた「吹田市環境まちづくりガイドライン」をPRする場として企画・開催されたものです。 第一部では、「吹田市環境まちづくりガイドライン」の内容をテーマに、吹田市によるPRが行われたほか、劇団MOMOさんによる環境劇「ききみみづきん☆21」が上演され、地球上の生物たちの置かれた状況が分かりやすく表現されました。
第二部では、「吹田市地球温暖化対策新実行計画」の内容をテーマに、同計画策定委員会委員長である和田武さんをコーディネータに向かえてのパネルディスカッションが行われました。パネリストには、アジェンダ21すいたの三輪代表や水川幹事、水口監事がそれぞれ、学識者、市民、事業者の立場で参加し、温暖化対策にかける熱い思いを語りました。また、学生代表として、ガイドライン(キャンパスライフ版)の取りまとめのリーダーであった大阪大学4回生の馬場裕矢さんが参加し、学生の立場からの活発な発言を行いました。
最後に、阪口吹田市長から行政の役割や市民・事業者に期待することなど、メッセージが語られ、盛況のうちにシンポジウムを終了しました。今後、アジェンダ21すいたの積極的な活動の展開が求められることを確認する場ともなるシンポジウムでした。

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