カテゴリー別アーカイブ: 広報誌

ニュースレター 第15号

ニュースレター 第15号(PDFファイル)
平成22年7月25日発行 

P1 アジェンダ21すいた定時総会を開催しました
P2 すいた環境教育フェア2010に出展しました(資源部会・環境教育部会) 
P3 自然エネルギー学習会 『地球温暖化を防止するために~エネルギー利用のありかたを考える~』を開催(エネルギー部会)
P4 すいたエコツアーを開催しました(1)
P5 すいたエコツアーを開催しました(2)

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アジェンダ21すいた定時総会を開催しました

7月17日(土)、千里金蘭大学3号館9階大会議室にて、平成22年度アジェンダ21すいた定時総会が開催されました。当日は、猛暑にも関わらず、多くの会員が参加しました。

第1部では、冒頭、諸事情により欠席をされた三輪代表に代わり、小田副代表があいさつを行い、アジェンダ21すいたとしての役割や今後の方向性について想いを語りました。

その後、平成21年度事業活動報告・決算、及び平成22年度事業活動計画・予算について審議しました。活発な議論の後、全ての議案が可決承認され、審議を終えました。

第2部では、大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所顧問の濱 惠介(はま けいすけ)さんを講師に迎え、講演会を行いました。濱さんからは、エコ住宅やエコライフから見る市民の環境まちづくりについてお話をお聞きすることができました。身近でありかつ実践的な内容に、多くの参加者が興味をもって熱心に聞き入っていました。

第3部では、恒例の懇親会が開催されました。懇親会には、阪口善雄吹田市長も参加し、アジェンダ21すいたへの大きな期待を込めたあいさつをいただきました。また、小田副代表・各部会代表が活動にかける想いを改めて話し、各会員からも環境に対する考えや今後の目標が熱く語られました。他部会の会員同士の交流も深めることができ、和やかに懇親会が進みました。

最後は、この定時総会で会場をご準備いただいた千里金蘭大学の渋谷幹事があいさつを行い、アジェンダ21すいたの発展を祈念し、懇親会を終えました。

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すいた環境教育フェア2010に出展しました(資源部会・環境教育部会)

6月19日(土)メイシアターにおいて「すいた環境教育フェア2010 ~かけがえのない地球を! 今・・・~」が開催されました。アジェンダ21すいたからは、資源部会として「風呂敷の包み方講座」、環境教育部会として「すいたエコ検定」のデモンストレーションを出展しました。 
 
「風呂敷の包み方講座」 
「いろいろな形の物を包めて、何度も使えて、ごみもでない」そんな便利でエコな風呂敷を広めようと、資源部会では、包み方の講座を行いました。買物袋やティッシュカバー、ぼうしなど多くの使い方をマスターした資源部会のメンバーが参加者に包み方をお教えしました。
参加者には、風呂敷を1枚プレゼントし、その風呂敷を使って挑戦していただきました。「意外と簡単。」という方や「上手く出来ない。」という方までいらっしゃって、300枚準備した風呂敷が昼過ぎ頃にはなくなってしまいました。
エコでおしゃれな風呂敷、美しい色や柄のものがたくさん出回っています。皆さんも是非、活用してください。

「すいたエコ検定のデモ」
環境教育部会では、自己の生活様式がどの程度、地球環境に負荷をかけているのか等を知っていただくため、「すいたエコ検定」を企画・構築し、ウェブ上での公開を目指しています。今年度事業において、すいたエコ検定のシステムにデザイン化を施し、試作品を構築することができたため、フェアの参加者に挑戦していただこうとデモンストレーションを行いました。
環境教育部会のメンバーが、会場内の家族連れや子どもたちに声をかけると、多くの方が挑戦してくださいました。検定は小学生用から大人用までレベルが異なり、また、それぞれに1級~5級を選択できます。1級は1問しか間違うことができず、多くのかたが苦戦。思っていた以上に難しかったようです。
今後、検定のシステムやデザイン、また、運用方法を更に検討し、工夫を重ね、面白いものにしていきたいと考えています。是非、皆さんに挑戦していただき、ご意見やご要望をいただければと思います。

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自然エネルギー学習会 全て見る

ニュースレター第14号

ニュースレター第14号(PDFファイル)
平成22年4月25日発行 

P1、2 吹田市資源循環エネルギーセンターがオープン
P3 特集 「吹田市環境まちづくりガイドライン」
P4 「暮らしのCO2ダイエット取組報告会」を開催(エネルギー部会)
P5 北摂アジェンダ連絡会議開催をめざして
P6 新しい国民運動「チャレンジ25キャンペーン」がスタート
P7 「すいたエコツアー」及び「自然エネルギー学習会」のご案内

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吹田市資源循環エネルギーセンターがオープン

去る、3月31日(水)に関係者が集まり、吹田市資源循環リサイクルセンターの竣工式が行われました。
また、4月11日(日)には施設見学会があり、多くの市民の方が参加されました。
今後、施設見学は随時出来ますので、事前にお申し込みください・・とのことでした。ここで紹介する内容は、竣工式を控え試運転中のあわただしい中にお伺いして取材をしましたので、施設見学会時点での様子と異なっているところがありますのでご承知ください。
建物
この新しい施設は、北工場の東側の旧焼却施設跡地に建設されました。建物の外観は周りの景色に調和する色彩を選ばれていました。建物の高さは日影に配慮され、北工場と同じ29mとしていることから、プラットホームが地上2階から1階に変更となり、ごみピットは地下2階にまで掘り下げられました。
深さは約25mにもおよび、ピットの容量が従来の約8,000㎥から15,000㎥に増加されました。
焼却施設
焼却炉の能力としては、従来が150㌧3基であったものが240㌧2基になり、ほぼ同じです。(焼却炉形式=全連続燃焼式焼却炉/ストーカ式)。これは、ごみの減量施策や破砕選別工場などにおける資源回収が有効機能し、焼却ごみが減少しているため、将来にわたり対応できるとの設計でした。

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吹田市資源循環エネルギーセンターがオープン(続き)

搬入口
ごみプラットホームには7台の運搬車が同時に作業できるようになっており、投入口の扉は7色のレインボーカラーで色分けされていました。プラットホームの臭気は、出入り口の自動扉とエアーカーテンで屋外と遮断しています。
ごみピット
ピット内で万一ごみの火災が発生した時は、火災を自動検知して放
水消火できるようになっています。
ピット内のごみを掴むクレーン先端部分バケットの実物大イラストが2階の見学フロアに描かれていますが、その巨大さには驚かされます。
また、3階の見学フロアにはゲーム感覚で学べるクイズコーナーが
ありますのでチャレンジしてみてください。 
エネルギー回収
多くの高性能設備・機器が導入され、消費電力も増大することになりましたが、焼却炉の廃熱利用による蒸気タービン発電機の最大能力も、従来が3,000kWであったものが13,000kWに拡大されましたので、この電気を売ることで増加した電力をほぼまかなえる計画だそうです。
排ガス処理
排ガス中のばいじんや有害物質は、ろ過式集じん器・排ガス洗浄塔・脱硝反応塔などを設置し、高度処理して除去しています。煙突の高さは従来の59.5mから80mにして拡散効果を出しています。法規制値よりも厳しい基準で設計され、測定値はさらに下回っています。
灰の処理全て見る

ニュースレター 第13号

ニュースレター 第13号(PDFファイル)
平成22年1月25日発行 

P1 アジェンダ21すいた 年頭のご挨拶
P2、3 特集 「吹田にふさわしい公共交通を考える」
P4 大学でのレジ袋削減の取組及びスーパーでのキャンペーン参加(資源部会)
P5 イオン黄色いレシートキャンペーン(資源部会)
P6 すいたエコツアー ~水資源の大切さを知る~(環境教育部会)
P7 高川周辺をまち歩き(自然部会)

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アジェンダ21すいた
年頭のご挨拶

アジェンダ21すいた代表 三輪 信哉

あけましておめでとうございます。皆様にはいつも「アジェンダ21すいた」の活動にご支援、ご協力賜りまして、大変ありがとうございます。お一人お一人の無償の努力は未来に宝を残してゆくものだと確信しております。
昨年もまたアジェンダ21すいたの活動が一歩ずつ前進しました。自然部会では取り組んできた校庭の芝生化が形をみまして次の段階にと進んでゆこうとしています。エネルギー部会も環境家計簿活動にと取り組み、エコツアーも充実しました。交通部会ではコミュニティーバスに関する調査を行い将来の交通体系を模索しています、環境教育部会では、レインボーすいたの充実やメールによる情報発信に取り組み、資源部会では市内スーパーとのマイバッグ協定締結支援など、取り組んできました。また、吹田市からの特別事業として、市内の市民、事業者、行政の各々の主体が取り組むべき環境行動に関する配慮指針の策定に向けてワークショップを展開しています。今後はさらに組織の充実をはかり、吹田の市民の皆様にアジェンダ21すいたを知っていただき、他の北摂各市のアジェンダ団体の連携をはかるなど、内に外にと充実をはかってまいります。
「アジェンダ21すいた」の特徴は、いうまでもなく市民、事業者、行政の3者の主体による協働です。それはそれぞれの持つ特徴を認めあい、尊重しあい、互いに補いあうことで連携ができ、互いに力を出し合って、個別の主体の持つ力の総和以上のものを発揮することができることです。平成の時代に入るまでは、どちらかというと、それぞれの主体が孤立し、理解なく、責任を相手に押しつけてきた時代でしたが、今は大きく様変わりしました。持続可能な環境に向けて、社会も成熟してきた証でしょう。人が環境を育て、その環境が人を育てます。アジェンダ21すいたの特徴をさらに発揮して、未来の子孫が吹田のまちを誇りに思い、健やかに過ごせる素晴らしい環境づくりをめざして、今年も取り組んでいきたいと思います。
本年もどうぞご支援、ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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特集 吹田にふさわしい公共交通を考える(交通部会) 

~桃山台―岸辺間 定時運行バス 実現に向けて現地調査~

吹田市の公共交通ネットワークの弱点は、吹田市の中央近くを東西に走る路線です。
そこで、交通部会では、渋滞に巻き込まれることなく定時運行で最低10分(朝夕の通勤時には5分)間隔に走るバスを想定しました。そして、当面の有力ルートとして桃山台駅から南千里駅を通り岸辺駅(可能であれば正雀駅)に至るルートの現地調査をしました。
調査は、11月7日(土)に秋晴れの好天に恵まれて交通部会のメンバーが実際にルートを歩いて行いました。
桃山台駅から南千里駅の東までの道路は、片側2車線ずつあり、中央に分離帯がある広い道路ですが、朝夕は車の渋滞がひどいようです。「桃山台のバスターミナルを駅の東側の駐車場に設ければバスが渋滞に巻き込まれることも少なくなる。」
などと問題点を整理したり、実際に路側帯の幅員を測ったりしながら調査しました。
この調査の結果やそれに基づく吹田にふさわしい新しい交通システムの提案は、またの機会にします。このような交通部会の活動に、より多くの方々の参加をお待ちしています。 … 全て見る

ニュースレター第12号

ニュースレター第12号(PDFファイル)
平成21年10月25日発行

P1 アジェンダ21すいた 定時総会を開催しました
P2、3 「各部会の今年度の取組予定」
P4  「マイバッグ持参等協定の締結」
P5 打ち水のイベントを開催(エネルギー部会)
P6 環境教育フェアに出展しました
P7 すいたエコツアーを開催しました(資源部会)

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アジェンダ21すいた 定時総会を開催しました

7月25日(土)、大阪学院大学15号館会議室にて、平成21年度アジェンダ21すいた定時総会が開催されました。あいにくの雨にもかかわらず、多くの会員が参加しました。

第1部では、冒頭、三輪代表があいさつを行い、アジェンダ21すいたとしての役割や今後の方向性について熱く語りました。その後、平成20年度事業活動報告・決算、及び平成21年度事業活動計画・予算について審議しました。また、2年に1度の役員の改選が行われ、新役員が承認されました。代表及び副代表には前回と同じ、三輪信哉氏、小田信子氏がそれぞれ選出されました。活発な議論の後、全ての議案が可決承認され、審議を終えました。

第2部では、吹田市環境政策課から平成20年度の吹田市の環境施策の実績についての発表が行われ、また、各部会がパネル出展を通しての活動紹介やPRを行いました。

第3部では、大阪大学大学院 法学研究科の大久保規子(おおくぼ のりこ)教授を講師に迎え、講演会を行いました。大久保教授からは、市民や市民団体などの参加・協働の仕組みづくりに関する国際的な最新動向についてお話をお聞きすることができました。普段、聞くことのできない内容に、多くの参加者が興味をもって熱心に聞き入っていました。

第4部では、恒例の懇親会が開催されました。懇親会には、阪口善雄吹田市長も参加し、アジェンダ21すいたへの大きな期待を込めたあいさつをいただきました。また、三輪代表・各部会代表が活動にかける想いを改めて話し、各会員からも環境に対する考えや今後の目標が熱く語られました。他部会の会員同士の交流も深めることができ、和やかに懇親会が進みました。
最後は、小田副代表があいさつを行い、アジェンダ21すいたの発展を祈念し、懇親会を終えました。

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各部会の今年度の取組予定

■ 全体事業
(1)ニュースレターの発行
会員への情報提供及び市民への環境保全活動の普及を目的に、ニュースレターを年4回発行す
る。
(2)ホームページの運営・管理
アジェンダ21すいたの活動を広く市民に情報発信するために、ホームページを運営・管理する。
(3)市内NPO団体との交流会の開催
市内NPO団体との連携協力をより強めるため、交流会(意見交換会)を開催する。
(4)北摂アジェンダ連絡会議の開催
北摂にある各市のアジェンダの代表による会議を開催し、連携協力について検討する。
(5)吹田市制70周年記念事業に係る全部会横断学習・懇親会の開催 … 全て見る

ニュースレター第11号

ニュースレター 第11号(PDFファイル)
平成21年4月25日発行 

P1 会員(全部会)学習会を開催しました
P2,3  「吹二小」校庭芝生化に参加しました
P4 「レジ袋減らそうや~すいた1万人宣言署名」1万人達成!!(資源部会)
P5 「吹田みどりのカーテン講座」を開催しました(エネルギー部会・自然部会)

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会員(全部会)学習会を開催しました

3月5日(木)、アジェンダ21すいた全会員を対象とした学習会を開催しました。各部会の活動内容や今後の方向性を紹介し合って、自由に意見交換を行うことで、アジェンダ21すいたの活動をより活発にし、吹田の環境保全活動を更に盛り上げるために実施したものです。

学習会には、個人会員、団体会員を含め、35名の参加がありました。三輪代表のあいさつの後、各部会ごとに、日ごろの活動や低炭素社会の実現に向けた活動計画などが紹介されました。会員からは普段から感じている質問や積極的な意見が多く出されました。

◇エネルギー部会
・暮らしのCO2ダイエット
・打ち水、みどりのカーテンの普及促進
◇資源部会
・レジ袋削減に向けて~
◇自然部会
・校庭芝生化(吹田第二小学校)
◇交通部会
・交通の向こうに環境が見える(吹田に相応しい交通)
◇環境教育部会
・「レインボーすいた(環境学習プログラム)」の企画・構築
・「天の川すいた(メルマガ)」の企画・構築
・「すいたエコツアー」の企画・実施
・「すいたエコ検定」の企画・構築

その後、お茶やお菓子を片手に、和気あいあいと自由に意見交換が行われ、個人で取り組んでおられる環境活動の紹介や団体会員(事業者)としての意見などが出され、大いに盛り上がりました。
今後、第二回、第三回と学習会を継続していきたいと思います。

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「吹田第二小学校」校庭芝生化に参加しました(自然部会) 

[芝生化に向けて]
吹田第二小学校では、従来から、「みどりのカーテンづくり」や「花壇の整備」、「バケツを使っての稲作」など、児童をはじめ、地域の方々やPTA、市民団体との協働で、緑化事業を推進されてきました。また、昨年12月には、NPO法人の支援を受けながら、子供たちが中心となって、「ビオトープづくり」にも取り組まれています。 

今回、学校、地元自治会やPTA、主任児童委員、市民団体、行政が一緒になって「校庭芝生化実行委員会」を設立し、「ローソン緑の募金」及び「大阪府みどりの基金助成金」を活用して、第二運動場(東運動場)の芝生化に取り組んだものです。

自然部会におきましても、実行委員会設立当初から参加し、芝生化実施に向けての協力や支援を行ってきました。

[芝生化の実施]
本年2月20日から土壌改良に着手し、悪天候の中、なんとか3月初旬までに土壌整備を終えました。そして、3月5日から3月9日にかけて、芝貼りを行いました。芝貼り作業は、1年生から6年生まで、ほとんどの児童が参加し、こどもたちを中心に進められました。芝貼りをしながら、子供たちからは、「芝生は思っていたよりも柔らかい。」、「早く芝生の上で遊びたい。」など、様々な思いが寄せられ、楽しみながら取り組んでいることが感じられました。

3月9日には、吹田市長、市議会議長、ローソン緑の基金関係者、大阪府担当者などに出席いただき、完成式典を行いました。この式典は、吹田第二小学校の児童たちが中心となって企画したもので、司会進行なども児童が担いました。実行委員会の委員長でもある中村校長先生や今後芝生の上で遊ぶ子供たちから、心のこもった感謝のあいさつが行… 全て見る

ニュースレター第10号

ニュースレター第10号
平成21年1月25日発行

P1 アジェンダ21すいた 年頭のご挨拶
P2  「すいたエコツアー①」(環境教育部会)~環境配慮組織の事例報告会~
P3 「すいたエコツアー②」(エネルギー部会)~地産地消を求めて~
P4 FM千里『エコな暮らし』ぜひお聴きください
P5 「レジ袋減らそうや~1万人宣言」の署名運動を行っています

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アジェンダ21すいた 年頭のご挨拶
代表 三輪信哉

 2009年が明けました。この場をお借りして年頭のご挨拶を申し上げます。

さて、三者協働組織「アジェンダ21すいた」(以下、アジェンダ)が設立されて3年度目に入ります。これまでの2年間、会員の皆様には本務の合間をぬって、情熱と元気をもってご尽力くださり、その力の結集によって無事、2年間をすごさせていただくことができました。
この間にも、めまぐるしく世界は変化を続けています。地球環境の大きな変化とともに、京都議定書の達成に猶予がなく、長期的には2050年に70パーセントの二酸化炭素を減らすとの国の報告書も出ました。また吹田市でも「環境世界都市」を掲げ、第二次環境基本計画策定の大詰めを迎えています。

本年はそれぞれの部会の活動がさらに活発になることが大事です。しっかりと地に根ざしたアジェンダとなるために、一般市民の皆様に大きく裾野を広げ、環境に取り組むことの大切さをしっかりとお伝えしていくこと、もっと市内の自治会や市民団体、企業、大学との連携を強くすること、そして参加したくなるよう、楽しい活動を目指し展開することも必要でしょう。

アジェンダでは、常に新たな活動に挑戦し、新たな連携を作りながら進むことが求められるため、困難が多いのも実際です。しかしそれらを越えて、描いた夢が形をなして活動が実現する喜び、またその過程を通じて多くの方と出会える喜び、そして力を合わせて少しでも吹田の環境が良くなることを実感できる喜びは、またひとしおのものがあります。是非とも多くの方に、環境に貢献することの楽しさを知っていただけるよう努めていきたいと思います。

本年は丑年です。牛は歩みゆっくりではあっても、荷を背負って粘り強く目的地まで歩き続けます。吹田の持続可能な環境を創造し、人と自然、環境に優しい素晴らしい街を子孫に残していく。多くの皆様の力を結集して更に前進をはかっていく年にしてまいりましょう。

皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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 「すいたエコツアー①」 (環境教育部会)
~環境配慮組織の事例報告会~ 

11月21日(金)環境教育部会による「第2回すいたエコツアー(環境配慮組織の事例研究会)」を開催しました。昨年4月の第1回に引続き行ったもので、市内企業や団体組織の環境に配慮した施設や取組みを見学し、市民の皆さまの環境問題についての意識向上を図ろうと開催し
たものです。

 まず、万博記念公園を訪れ、太陽光発電設備やバイオマス施設、スターリングエンジンなどを見学しました。通常では立ち入ることのできない場所で実際の取組みを見学することができ、改めて自然の中でのリサイクルやエネルギーの活用について学ぶことができました。現地では、公園内で活動するNPO団体の中間支援をしておられる「NPO法人 大阪府民循環型社会推進機構」の皆さまにガイドをしていただきました。その中で、竹炭づくりやバイオマスなど、ご苦労をされながら活動をなさっていること、また、「自然の森再生」など他の地域にはない先進的な取組みをされていることが伝わってきました。

その後、北千里駅前を東西に延びる三色彩道の見事な紅葉をみながら、「市立やすらぎ苑」に向かいました。やすらぎ苑は平成18年8月からの建替に際し、太陽光発電や屋上緑化、雨水利用などの環境に配慮した設備を取り入れています。屋上に設置された太陽光パネルを手で触れることができるくらい間近に見ることができ、実際の大きさや表面の様子などを実感することができました。
この太陽光発電により、「やすらぎ苑」で使用されている電気の約5%を賄えるそうです。

最後に、アサヒビール吹田工場で、環境に配慮した設備を見学しながら、親睦を深めました。参加者からは、「普段見ることのできない場所を見ることができた」、「次回は風力発電の施設の見学がしたい」など、様々な意見や感想がよせられ、盛況のうちにエコツアーが終了しました。次回の開催にご期待ください。

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「すいたエコツアー②」 (エネルギー部会) ~地産地消を求めて~ 全て見る

ニュースレター第8号

ニュースレター 第8号(PDFファイル)
平成20年7月25日発行

P1 アジェンダ21すいた定時総会開催
P2,3 「各部会の今年度の取組予定」
P4,5 財団法人千里リサイクルプラザにおける環境保全活動
P6 すいたシニア環境大学第7期生の入学式が行われました。(吹田市)
P7 「すいた環境教育フェア2008」に出展しました。

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アジェンダ21すいた
定時総会開催!!

7月5日(土)、関西大学凜風館4階会議室にて、平成20年度アジェンダ21すいた定時総会が開催されました。大変暑い日にもかかわらず、多くの会員が参加しました。
総会第1部では、冒頭、三輪代表があいさつを行い、アジェンダ21すいたとしての役割や今後の方向性について熱く語りました。その後、平成19年度事業活動報告・決算、及び平成20年度事業活動計画・予算について審議しました。事業活動計画については、各部会の代表者から説明があり、それぞれの想いを各会員に伝えました。会員からの質問もあり、活発な議論の後、全ての議案が可決承認され、審議を終えました。
第2部では、団体会員であるNPO法人すいた市民環境会議の平 軍二(ひら ぐんじ)さんを講師に迎え、講演会を行いました。平さんは、植物や野鳥観察など自然環境に精通しておられ、吹田市内の古木・大木調査について、たくさんの写真を交えながら詳しく話をしてくださいました。また、この日の午前中には、関西大学内の大木見学会(すいた市民環境会議主催)が開催され、多くの会員が参加しました。
第3部では、恒例の懇親会を開催しました。三輪代表が活動にかける想いを改めて話し、各会員同士も環境に対する考えや今後の目標などを熱く語り合いました。他部会間の交流も深めることができ、和やかに懇親会が進みました。
最後は、小田副代表があいさつを行い、今後、アジェンダ21すいたの活動がますます活発になるよう祈念し、懇親会を終えました。

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特集「各部会の今年度の取組予定」

●全体事業
(1)ニュースレターの発行
会員への情報提供及び市民への環境保全活動の普及を目的に、ニュースレターを年4回発行する。
(2)ホームページの運営・管理
アジェンダ21すいたの活動を広く市民に情報発信するために、ホームページを運営・管理する。
(3)市内NPO団体との交流会の開催
市内NPO団体との連携協力をより強めるため、交流会(意見交換会)を開催する。
(4)市内企業との交流会の開催
企業が求めるアジェンダ21すいたの役割やあり方などを検討するため、市内企業との交流会(意見交換会)
を開催する。また、企業のアジェンダ21すいたへの参画を図る。
(5)北摂アジェンダ連絡会議の開催
北摂にある各市のアジェンダの代表による会議を開催し、連携協力について検討する。
(6)全部会横断学習・懇親会の開催
会員相互の学習、意見交換、懇親の場を設ける。
(7)(仮称)企業向け環境フォーラムの開催 … 全て見る

ニュースレター第9号

ニュースレター 第9号(PDFファイル)
平成20年10月25日発行 

P1 市立やすらぎ苑に太陽光パネルを設置しました
P2、3 株式会社ダスキンにおける環境保全活動
P4、5 独立行政法人日本万博博覧会記念機構における環境保全活動

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市立やすらぎ苑に太陽光発電パネルを
設置しました。(吹田市)

 吹東町にある市立やすらぎ苑に太陽発電パネルを設置しました。
これは平成18年8月から行ってきた、やすらぎ苑の建替工事に伴うもので、施設の更新に併せ、環境部が所管する施設として率先的に環境に配慮した設備を導入しました。

今回、やすらぎ苑の太陽光発電の出力は10kWhで、これまで、吹田市が設置したものの中で、最も発電量の大きいものです。やすらぎ苑は様々な機械設備が設置されているため、月平均約16,000kWhの電気を消費していますが、この太陽光発電により電力消費量を5%削減することができると考えています。建物内には、発電の状況がわかるよう、液晶モニターが設置されており、瞬間の発電量や1日の発電量の変化、1年間の発電量の変化などを映像で見ることができます。
今回の太陽光発電パネルの設置に際しては、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と財団法人 関西情報・産業活性化センター(KIIS)のグリーン電力基金による補助を受けました。
NEDOでは、太陽光発電だけではなく、風力発電やバイオマス発電など様々な新エネルギーの導入への補助をはじめ、新技術の支援など多岐に渡って新エネルギーの普及に向けた事業を行っています。また、KIISでは、寄付金を元にしたグリーン電力基金を創設し、その資金から新エネルギーの普及啓発を行っています。それぞれの補助金は地方自治体だけでなく、NPO法人なども受けることができるものです。

この他にも、やすらぎ苑では、屋上緑化や駐車場の芝生化、散水用の雨水利用など、様々な環境配慮に向けた取組を行っており、今後も公共施設での、新エネルギー・省エネルギー設備の率先的な導入が期待されます。

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株式会社ダスキンにおける環境保全活動

エコセン(広報部)にて株式会社ダスキン(以下、ダスキンさんとお呼びします)本社ビル(江坂)へ取材をしてきました。

●創業からエコ
ダスキンさんでは、1963年の創業から「魔法のぞうきん」と呼ばれた「ホームダスキン」を始めとして、生産・販売(お届け)・回収を繰り返す循環型の事業活動に取り組んでおられ、ダスキンさんの事業そのものがエコであり、生まれたときから環境保全を重視した企業です。今では聞きなれた言葉の「リユース」「リデュース」の概念を既にお持ちでした。創業の方々の先見性には感心いたしました。

●地域貢献(全国編)
創業日の11月16日前後では、「全国一斉地域清掃」が計画されており、約1万2千人の方が参加される予定です。当ニュースレターをご覧になった方で、街角でダスキンさんを見かけられましたら、「ごくろうさま」「ありがとう」と声をかけていただきたいものです。
また、学校での掃除教育支援として、2008年6月から「教員向けセミナー」を実施されています。掃除の知識だけでなく、掃除の時間を“子どもたちの力を伸ばすための時間”として見直し、段取りや強調性を育む方法について考えるセミナーであり、東名阪の一部地域で「学校掃除セミナー」として実施されたものです。吹田市でも山田中学校を会場として行われ、多くの参加者に喜ばれました。今後、この活動を継続されるとのことです。

●地域貢献(吹田編)
ダスキンさんは、5月に開催された「吹田産業フェア」において、「クリーンアップマイタウン活動」をしておられます。今年は雨模様でしたが、1,300名を超える参加者がありました。例年であれば、2,000名を超える参加者があり、「大阪城公園」で開催される「オーサカキング」と肩を並べる参加者数です。吹田地域における取組に熱が入っておられると
感心しました。

●事務所での取り組み
「チームマイナス6%」「関西エコオフィス宣言」「環境家計簿」をはじめとする、多彩な環境影響
の低減対策があります。「環境家計簿」への取組参加者数は年々増加しており、社員の環境に対する意識が高まってきています。
これからも各地域で“クリーンアップマイタウン”の開催を予定しています。ぜひ、皆さまのご協力をお待ちしております。
※「クリーンアップマイタウン」は、ダスキンが創業以来、全国の拠点周辺で続けてきた清掃活動を地域のみなさまとも一緒にできれば、という想いから始まりました。各地のイベント会場などで活動しています。
様々な環境保全活動に取り組まれている結果として、2007年10月、リデユース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会会長賞を受賞されました。

●関連する事業部間での取り組み
「ミスタードーナツ事業」で使用した食用油は「燃やすにはもったいない」ほど良質なものであり、洗剤・石鹸などへリサイクル加工し、「ミスタードーナツショップ」でも活用されます。「クリーンサービス事業」で回収さ
れた「モップ・マット」などは、工場で洗浄して再生されます。「モップ・マット」などに付着した「ホコリ」は圧縮して固め、セメント原料の一部として資源化されます。また、「クリーンサービス事業」で使用した使用済み浄水器カートリッジの活性炭をリサイクル活用して、園芸用の「活性炭入り培養土」が開発されました。 … 全て見る

ニュースレター 第7号

ニュースレター 第7号 (PDFファイル)
平成20年4月25日発行

P1 「すいた環境教育フェア2008」の開催
P2,3 特集 「マイバッグキャンペーン」
「マイバッグ推進フォーラム」のご報告
P4,5 リコー関西株式会社における環境保全活動
P6 すいたシニア環境大学第6期生の卒業式が行われました。(吹田市)
P7 暮らしのCO2ダイエット取組報告会を開催しました。(エネルギー部会)

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「すいた環境教育フェア2008」
~減らそうCO2 守ろう青い地球!!~の開催

 6月21日(土)午前10時から、吹田市文化会館(メイシアター)において「すいた環境教育フェア」が開催されます。
人間と環境とのかかわりについて理解と認識を深め、地球環境及び地域環境の保全活動に積極的に参加するなどの実践的な能力・態度を育てるため、市民、事業者、学校、行政の協力関係を深め、環境保全活動を促進していく参加型事業として実施されるものです。
アジェンダ21すいたからは、全体事業として、パネル展示による活動内容の紹介や「みどりのカーテン」を通じての環境啓発活動を実施しま
す。つる性植物のプランターの展示や、植え方や育成方法のミニ講座を行い、目で見て、楽しく学べる取組みを行う予定です。
また、エネルギー部会からは、NPO法人すいた環境学習協会のご協力のもと、子供たちを中心に、「竹のひしゃく作り」を通じての「体験型学
習」や「打ち水」の啓発活動を行います。
本格的な夏の到来を目前に控え、環境負荷の少ない「夏の涼しい過ごし方」を参加者の皆さんに啓発するとともに、環境保全意識のさらな
る向上を図ります。
会員の皆さんのご協力をお願いします。

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 「マイバッグキャンペーン」「マイバッグ推進フォーラム」
の報告(資源部会)

すいたマイバッグキャンペーン
「使い捨てのライフスタイルを見直そう!」「レジ袋削減は、ごみの減量、地球環境の保全につながる」と共鳴した団体(アジェンダ21すいた、財団法人千里リサイクルプラザ、吹田市)が、マイバッグ推進運動を展開するために「マイバッグ推進ネットワーク」の立ち上げ発起人となり、市内の市民団体、小売店舗などに参加を呼びかけ、昨年7月24日の全体会議で「キャンペーンの趣旨、手法などの確認」が行われ、具体的行動をとることになりました。

具体的行動の第一は、キャンペーンに参加する店舗の募集でした。募集に応じて頂いた20店舗程と日程の調整とキャンペーンの内容の確認を行い16店舗(下記)の店頭でキャンペーンを展開することになりました。キャンペーンは、「ノーレジ袋デー」の5日を中心に9月から12月
にかけて展開しました。ご協力頂いた店舗と調査結果などは下記表の通りでした。併せて、募集したマイバッグキャンペーン協賛事業者は、12月1日現在、37社になりました。

すいたマイバッグ推進フォーラム
2月16日(土) 吹田市勤労者会館で、昨年9月~12月まで行われたマイバッグキャンペーンの報告と今後の吹田市におけるマイバッグの普及、レジ袋削減の推進について、市民、事業者、行政が一緒に考えようと「すいたマイバッグ推進フォーラム」が開催されました。
まず、NPO法人 … 全て見る